杜の都ふるさと便 

東日本大震災の復興・再生を祈願して杜の都のニュースや話題等お伝えしています。


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亀山紘石巻市長 「裁判所から和解の提案があった場合にはしっかり考えたい」

宮城県石巻市大川小津波訴訟を巡り、亀山紘市長は9日の定例記者会見で今後の和解の可能性を問われ「二審の内容を踏まえ、もし裁判所から和解の提案があった場合にはしっかり考えたい」と答えた。


 亀山市長は「今の時点で和解は考えていない」とした上で「津波訴訟に関して言えば、控訴審で和解を提示されて実際に和解が成立した裁判もある」と含みを持たせた。

亀山市長は仙台地裁の判決2日後に控訴方針を決めた経緯については「判決が出た26日午後7時半に判決文を受け取り、関係部署と内容を議論した。27日は午前中に判決文を精読し、午後は弁護士と意見交換して28日朝に判断した」と説明した。

 今村雅弘復興相から「時間を置いてもよかったのではないか」と異論が出たことには「熟慮を重ねた判断だったが、拙速だという意見があるのは承知している。いろんな観点から、早い判断が必要だった」と釈明した。

 早期決断の理由として、市議会招集の日程や市に歩調を合わせた県への配慮を挙げ「判決文は3回ぐらい通読し、重要箇所は4、5回読んだ。控訴は非常に重い判断。原告側の思いも分かるし、葛藤したが、決めざるを得なかった」と語った。

 

※判決後の経過

 

■宮城県議会の有志が8日、県に控訴取り下げを求める方針を固めた。11日にも村井嘉浩知事に申し入れ書を手渡す。

宮城県議会の有志は「裁判長期化で遺族を苦しめるのは賢明ではない」と指摘。「県民の多くが望むのは争いではなく、犠牲となった命が未来の教育現場の防災、減災に生かされ、二度と同じ惨事が起きないよう取り組むこと」と訴え、早急な取り下げを求めている。

 

■東日本大震災で児童・教職員84人が犠牲となった宮城県石巻市立大川小学校の訴訟で、同市と県は7日、学校側の過失を認めて児童23人の遺族に14億円余りを支払うよう命じた仙台地裁判決を不服として、仙台高裁に控訴した。村井嘉浩知事は同日の定例記者会見で「1審判決で市と県の主張が十分認められなかった。改めて上級審の判断を仰ぎたい」と述べた。

 

■遺族側も控訴

東日本大震災の津波で児童・教職員84人が犠牲になった宮城県石巻市立大川小学校を巡る訴訟で、市と県に14億円余りの賠償を命じた1審・仙台地裁判決について、児童23人の遺族は9日、仙台高裁に控訴した。1審で認められなかった学校の防災体制の不備や事後対応の問題を改めて主張する。市と県は7日に控訴している。

 遺族側は、被災後の保護者説明会で亀山紘市長が「自然災害における宿命」と発言したことなども踏まえ、繰り返し精神的苦痛を受けたとして「懲罰的慰謝料」を含む児童1人につき約1億円の総額約23億円の損害賠償を請求。だが1審判決は事後対応の違法性を認めず、「損害賠償制度は加害者に対する制裁目的ではない」として子どもを失ったことに伴う慰謝料や逸失利益、葬儀費用など児童1人当たり約5300万~6000万円とした。

 控訴後、仙台市内で記者会見した原告団長さんは「我々は亡くなった教員を責めていない。行政のトップと教育委員会、当時の校長の責任を高裁で追及したい」と話した。

 

 

 

「第10回仙臺鍋まつり」11月8日・9日開催中 仙台市青葉区の勾当台公園市民広場にて

 仙台市青葉区の勾当台公園市民広場で11月8日・9日、仙台圏域14市町村の鍋料理を一堂に集めた秋の恒例イベント「仙臺(せんだい)鍋まつり」が開かれる。


今年で10回目の開催となる秋の味覚たっぷり「仙臺鍋まつり」!仙台地域の各市町村がそれぞれの特産品を具材として盛り込んだ「自慢の鍋」が味わえます。昨年の鍋グランプリ優勝の「名取せり鍋」をはじめ,14市町村の名物鍋,創作鍋を販売予定です。器は小ぶりなので,鍋の食べ比べも楽しみの一つ。ナンバー1を決める鍋グランプリも行うので,ぜひお気に入りの鍋に投票してはいかがでしょうか。
また,同時開催の「おでんまつり」では,「塩竈おでん」などを販売するほか,地産地消のPRブースや食材伝道士によるライブクッキングなど,見所満載です。ぜひ会場に足をお運びいただき,ご当地自慢のいろいろな鍋やおでんを食べて暖まってください。


◆開催日/平成28年11月8日(火)・9日(水)
◆時間/11:00~14:00(売り切れ次第終了)
◆場所/勾当台公園市民広場
◆交通/仙台市営地下鉄勾当台公園駅から徒歩1分
イベント開催日
2016年11月08日 ~ 2016年11月09日


 仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会仙台地域部会が地域食材のPRと消費拡大、各地域への誘客を目的に2007年から毎年開き、今年で10回目。仙台圏域の14市町村が、それぞれの地域の特産品を生かした名物鍋や創作鍋を販売する。

 2013年からは、一番人気の鍋を決める「仙臺鍋グランプリ」も実施。昨年はグランプリに名取市「名取せり鍋」、準グランプリに富谷市「十三夜(とうみや)吟醸鍋」と大和町「七ツ森舞茸 鹿狩り鍋」が選ばれた。

 今年のラインアップは以下の通り。富谷市「十三夜(とうみや)吟醸鍋」、塩竈市「藻塩入り 塩竈汁」、大衡村「キムチ鍋」(以上100円)、名取市「名取せり鍋」、大和町「七ツ森舞茸 鹿狩り鍋」、仙台市「仙台 いも煮」、亘理町「サケのアラ汁」、山元町「肉巻りんご鍋」、松島町「かき鍋(しょうゆ味)」、七ヶ浜町「ボッケ鍋」、利府町「かき鍋(みそ味)」、大郷町「塩こうじ鍋」(以上200円)、多賀城市「多賀城やかもち鍋」、岩沼市「岩沼カレー豆乳鍋」(以上250円)。2日間で延べ1万5000杯の販売を予定する。

 会場では併せて、「塩釜おでん」(1杯200円)と「かまぼこ詰め合わせ」(500円)を販売する「おでんまつり」と、農産物販売会「仙台市エコファーマーフェア」も実施。おにぎり、かきご飯、はらこめしなども販売する。

 同イベント担当者は「今年も仙台地域各市町村の自慢の鍋を用意してお待ちしている。いろいろな鍋を食べ比べてお気に入りの鍋を探していただき、次は地元へ足を運んでいただければ」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は11時~14時(売り切れ次第終了)。

2016年『薬師まつり』が11月3日に開催 美しすぎるしづはた姫を乗せた御所車が練り歩く

2016年『薬師まつり』が11月3日に開催

平安時代を再現する豪華絢爛な祭り。藤原秀衡の妻、北の方(幼名しづはた姫)が難病を患った際、薬師如来に祈って平癒したことに感謝し、一族を従えて平泉から御礼参りに訪れた行列を再現したもの。8月のコンテストで選ばれた「しづはた姫」を乗せた御所車を中心に、平安絵巻さながらに練り歩く。各地区から、神輿担ぎやよさこい踊り、龍神踊り稚児行列などが出る。

 


2015薬師まつり

8月のコンテストで選ばれたしづはた姫を乗せた御所車を中心に、平安絵巻さながらに、御輿、よさこい、竜神踊り、稚児行列と共に築館商店街通りを練り歩き薬師山まで向かいます。


前祭として築館地区小・中学校PTAによる綱引き大会を行います。

栗原市最大のフリーマーケット「築の市」も同時開催されます。

【主な時間と開催場所】
●杉薬師綱引き大会   10:30から開始      築館総合支所前     (※雨天決行)
●藤原一族薬師詣りパレード 正午 出発        築館総合支所前     (※雨天中止)
●築の市                9:00から開始       築館総合支所駐車場  (※雨天中止)


 2016薬師まつり
  とき
 2016年11月3日(木)
  12:00 ~ 16:00
 場所
 栗原市築館総合支所、築館商店街通り、杉薬師瑠璃殿
 アクセス
 東北自動車道 築館ICから約10分
 JRくりこま高原駅からタクシーで約10分
 駐車場
 あり
 問い合わせ先 
 つきだて薬師まつり実行委員会
 (事務局:栗原市築館総合支所市民サービス課内)
 ☎0228-22-1114


★栗原市
栗原市(くりはらし)は、宮城県北西部に位置する市。

地理
宮城県の北部、西側にあり、北部は岩手県、北西部は秋田県と境界を接する。最高地点は奥羽山脈に属する市域北西端に位置する標高1,627.4mの栗駒山である。市域は、奥羽山脈から流れ下る迫川・二迫川・三迫川および、旧迫川の支流の流域におさまる。北西部は山地。中部・南東部では河川沿いの低地と丘陵線が東西に伸びて入り混じる。低地部分のほとんどは水田として利用されている。

栗原市は、成立した2005年(平成17年)4月1日をもって宮城県最大の面積を持つ地方自治体となった。栗駒山を含む栗駒山地は栗駒国定公園に指定されている。伊豆沼と内沼はラムサール条約の日本の登録湿地である 。

市内には、合併前の町村を単位とする市街地が点在する。そのうちの最大は市役所が設けられている築館地区(旧・築館町)である。合併前には、北部の金成町は一関都市圏に、南部の高清水町は古川都市圏に含まれており、築館町を中心とする都市圏は形成されていなかった。また、築館町中心部寄りではあるが、東北新幹線のくりこま高原駅が、若柳町中心部とを結ぶ国道398号沿いの志波姫町にできるなど、築館の栗原郡全体に対する絶対的な求心力は無い。

しかし、築館には、栗原市役所や栗原中央病院が置かれ、東北自動車道の築館インターチェンジ経由で仙台市と結ばれる高速バスが、栗原市役所以遠で市内各方面に分かれるなど、築館が相対的首位に立っている。

2008年(平成20年)6月14日午前8時43分:栗原市近隣を震央とするマグニチュード7.2の岩手・宮城内陸地震が発生し、甚大な被害を受ける。栗原市一迫では最大震度6強を観測した。
2009年(平成21年)4月6日:北朝鮮のミサイル実験により、東北地方上空をミサイルが通過する。
2011年(平成23年)3月11日午後2時46分:三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震が発生し、栗原市は震度7〜震度5強(築館地区で7、若柳・高清水・一迫・志波姫の4地区で6強、栗駒・瀬峰・金成の3地区で6弱、鶯沢・花山の2地区で5強[10])の激しい揺れに襲われ、被災した。

5月22日:この時点で確認された(3月11日の本震による)被害は、重傷者6人・軽傷者544人、避難者0人、住家全壊42棟・大規模半壊10棟・半壊118棟、公共施設の全壊0棟・大規模半壊0棟。
2011年(平成23年)9月21日:台風15号により、築館太田地区にて水田が決壊。土砂が民家に押し寄せ小屋1棟が倒壊、2トントラックが埋まる等の被害が出た。
2012年(平成24年)2月2日:大雪により、駒の湯地区で108cmの積雪。
2014年(平成26年)10月16日:栗原市栗駒総合運動公園で第19回宮城県シニアスポーツ大会が開催された。

気象
最高気温極値(1976/11 - )37.3℃(1994年8月14日)
最低気温極値(1976/11 - )-18.3℃(2012年2月3日)


●名所・旧跡・公園など
栗駒国定公園
栗駒山
世界谷地原生花園
伊豆沼
内沼
七清水
桂葉清水(名水百選)
清水権現清水
清水権現下清水
金剛院清水
小山下清水
本町裏清水
新町裏清水
仙台藩花山村寒湯番所跡(国の史跡)
温湯温泉(花山)
湯浜温泉(花山)
愛宕山公園
瀬峰五輪堂山公園
高清水城
浅布渓谷(花山)
新堤自然公園(高清水)
山王囲遺跡(国の史跡、一迫)
伊治城址(これはりじょうし。)
高清水城址(高清水要害)
白山神社(在・築館地区。)
櫻田山神社(栗駒桜田)
大林寺、安重根顕彰碑(在・大林寺)
姉歯の松(金成)
瑞昌寺(奥州善光寺)
薬師堂の姥杉(在・築館薬師台 双林寺。県指定天然記念物)
旧・松前道(旧・奥州街道の一部。現・国道4号)
国立花山青少年自然の家

●祭事・催事
薬師祭(築館、11月3日)
小迫祭り(小迫の延年・国の重要無形民俗文化財)(金成、4月初め)
つきだて七夕まつり(8月初め)
政岡祭り(一迫、4月29日)
くりはら万葉祭(一迫、9月下旬頃)
山王史跡公園あやめ祭り(一迫、6月中旬〜7月上旬)
せみね桜まつり(4月中旬〜4月下旬)[14]
くりでんレールバイク乗車会(若柳、4月〜11月)
くりこま山車まつり(岩ヶ崎、7月下旬)

●博物館
栗原市金成歴史民俗資料館
風の沢ミュージアム(一迫)
白鳥省吾記念館(築館)
サンクチュアリセンターつきだて館(昆虫館)
みちのく風土館(岩ヶ崎)
細倉マインパーク
細倉鉱山資料館
一迫埋蔵文化財センター山王ろまん館
こもれびの森 森林科学館(花山)
有壁宿(旧有壁宿本陣が国の重要な史跡)
愛藍人・文字(藍染の里)(文字)

面積804.97km2
総人口68,764人(推計人口、2016年10月1日)
人口密度85.4人/km2
隣接自治体
大崎市、登米市
秋田県:湯沢市、雄勝郡東成瀬村
岩手県一関市
市の木
ヤマボウシ
市の花
ニッコウキスゲ

月刊フリーペーパー「みやぎシルバーネット」が、10月末発行の11月号で創刊20周年を迎える

今、面白いフリーペーパーや情報誌が次々に生まれています。フリーペーパーといえば、割引きクーポンが付いたお店の情報誌というイメージがありますが、「今は、地域の人と人がつながるツールとして活用されているのが面白いです」そんな日本各地にある冊子の中から、おすすめの1冊を紹介いたします。

 

 仙台圏のお年寄りに役立つ地域情報を満載した月刊フリーペーパー「みやぎシルバーネット」が、10月末発行の11月号で創刊20周年を迎えた。取材から配達、広告の営業まで全てを1人で手掛ける編集発行人の千葉雅俊さん(55)=仙台市青葉区=は「情報を一方的に伝えるだけでなく、読者参加型のより良い紙面作りを目指したい」と今後を見据える。

 シルバーネットはタブロイド判8ページ。健康や福祉を主なテーマに、高齢者の暮らしを支える公共施設や地域団体の紹介、イベント情報などを掲載する。仙台市全域と名取、岩沼、多賀城3市の一部の公共施設や病院、スーパーなど計276カ所で配布している。

 通算240号となった11月号では、お年寄りの親睦組織として約170のクラブ活動を展開する宮城県年金協会(青葉区)を巻頭で特集。創刊時からある川柳の読者投稿欄は当初、応募が月3通程度だったが、今では毎月200通ほども届く人気コーナーに成長した。

 「30代前半でタウン誌の編集に携わった経験を生かし、まだ珍しかった高齢者専門の情報紙を作ろうと考えた。自分の将来の予習になればいいという思いもあった」と千葉さんは創刊時を振り返る。1996年11月の第1号から毎月休まず発行を続け、高齢化社会の中で部数は1万部から3万6000部に伸びた。

 29日午後2~4時には、20周年記念式典を青葉区の市シルバーセンターで開く。千葉さんが読者との交流秘話を講演で紹介するほか、川柳の名物投稿者が登壇したり会場全体で歌謡曲「青い山脈」を合唱したりして節目の年を祝う。参加無料。定員306人。連絡先はみやぎシルバーネット022(274)1004。


★みやぎシルバーネット
○「みやぎシルバーネット」(宮城県)
仙台市を中心に3万6,000部発行。なんと、編集者は一人しかいません。お年寄りを読者層に取り込んでいます。中でも楽しいのは「シルバー川柳」のコーナー。作品を読者投稿で募っており、参加型で読者とのコミュニケーションを図っています。

シルバーネット編集長のつぶやき
取材のこぼれ話や思ったことなんかをマイペースで書かせていただいております。更新が非常に遅いですが、たまにのぞいてみてください。

宮城県・仙台エリアのシニア向け情報紙!

媒体カテゴリー名
地域情報誌 タウンペーパー誌
読者ターゲット
61歳以上 シニア その他
発行エリア
仙台市青葉区 仙台市宮城野区 仙台市若林区 仙台市太白区 仙台市泉区 岩沼市 多賀城市
発行部数 33000部-36000
判型/ページ数
タブロイド/
誌面

発行日
月刊毎月25日
発行形態
施設内配布及び設置 新聞折込 その他
施設/病院等に設置/新聞折込/老人クラブでの配布。直接送付
創刊日
1996年11月
発行元みやぎシルバーネット
住所〒9810905 宮城県仙台市青葉区小松島2-9-5
電話番号022-274-1004
FAX番号022-274-1037
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石巻市の大川小学校訴訟・裁判「14億2600万円あまりの損害賠償」を命じるも、石巻市控訴予定?

「大川小学校の悲劇」石巻市の大川小学校訴訟・裁判

2011年3月11日の東日本大震災で石巻市の大川小学校では全校児童108人のうち実に74人が犠牲になりました。安全であるはずの学校で多数の児童が犠牲になった出来事は、「大川小学校の悲劇」ともいわれています。

このうち23人の児童の遺族が石巻市と宮城県を相手に総額23億円の損害賠償を求めました。

訴えを起こしたのは、いまだに行方不明のままの子どもも含め、大川小で津波の犠牲になった23人の児童の19家族(夫婦10、父親のみ9)の計29人。請求額は、児童1人あたり1億円、総額23億円に上る大型訴訟となる。

■裁判の争点

遺族側は、『津波が来るのを予測できたのに学校の裏山に避難させるなどの対応を取らなかった過失が学校側にある』と主張しています。

これに対して市と県は、『学校は海岸から4キロも離れていて津波の到達は予測できなかった。裏山はがけ崩れの恐れがあって避難は困難だった』として双方の主張は対立していました。

 

■10月26日判決「14億2600万円あまりの損害賠償を命じる」
東日本大震災で、学校管理下の児童74人が死亡・行方不明となった宮城県石巻市立大川小学校の23人の児童の遺族19家族が、市と県を相手に総額23億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が10月26日に行われ、仙台地裁(高宮健二裁判長)は、学校側の過失を一部認め、14億2600万円あまりの損害賠償を命じた。

☆判決の内容と今後の影響
仙台地裁は10月26日、「教員らは大津波の襲来を予見でき、裏山に児童を避難させるべきだった」と学校の責任を認め、計約14億2660万円の支払いを命じた。学校の管理下で震災の津波の犠牲になった児童生徒を巡る司法判断は初めて。

 高宮健二裁判長は「教員は、自らの判断で避難できない児童の安全を確保すべき義務を負う」と指摘。海から約4キロ離れた大川小は、市の津波浸水予想区域からも外れていたが、「津波が来る7分前の午後3時30分ごろ、市広報車が高台への避難を呼び掛けており、教員らはこの段階で大津波の襲来を予見し、認識した」と認定した。

 津波の襲来直前に校庭近くの北上川堤防付近(三角地帯、標高約7メートル)に避難を始めた点については「小走りで1分程度で行ける裏山は学習で児童も登っており、避難場所として何ら支障がない。堤防付近への避難は不適当だった」と結論付けた。

 遺族側代理人の吉岡和弘弁護士は「子どもたちの声が届いた。原告らが望んでいた結論、判決を頂いた」と評価した。

 亀山紘石巻市長は「結果を重く受け止めている。判決内容を精査し、対応を決めたい」と説明。村井嘉浩知事は「家族の心痛は大きく、思いを受け止めなければならない。市と協議し、対応を判断したい」と述べた。

 判決によると、2011年3月11日午後2時46分に地震が発生し、大川小教職員は約45分間、児童に校庭で待機するよう指示。市広報車が高台への避難を呼び掛けた約7分後の午後3時37分ごろ、北上川堤防付近へ向かう途中で高さ8メートルを超す津波にのまれ、児童74人と教職員10人の計84人が死亡・行方不明になった。

 遺族は14年3月に提訴し、今年6月に結審した。同地裁で言い渡された津波訴訟判決は6件目。行政の賠償責任が認められたのは、東松島市野蒜(のびる)小を巡る訴訟(仙台高裁で審理中)に続き2件目となる。

 ●教育現場に大きな影響を与える可能性あり
この判決は、学校管理下における惨事としては我が国では例を見ない犠牲者を出した大川小を巡り、東日本大震災における施設管理下での津波被災事故の裁判というだけでなく、学校に預けられた子どもたちの命を教員がどう守るのかという学校防災の基本を問う判断が示されるという点で、教育現場に与える影響は大きいと注目が集まっていた。

 遺族は裁判で、児童が津波の犠牲になったのは、学校が事前の安全対策を怠った上、大津波警報発表下でも、徒歩1分でたどり着く裏山があるにもかかわらず、児童を校庭に長時間待機させ、速やかに安全な高台に避難しなかったためだと訴えてきた。また、事故後に救命要請を行わなかった学校や、説明を尽くそうとしてこなかった市教委の不適切対応のあり方についても、問題があったとしていた。

 一方、市と県は、教職員が学校までの津波襲来を予見することは不可能だったと主張。その理由として、地域には過去津波に襲われた記録がなかったことや、当時の津波浸水予測図では「大川小までは到達しないものと予測されていた」ことを挙げている。地震発生直後には、教職員が様々な形で情報収集を行い、想定通りに避難行動したために、情報収集義務違反や結果回避義務違反はなかったとしていた。
 つまり、市と県は「津波が学校まで到達することを事前に予見できなかった」と反論してきたものの、遺族側は「万一、津波が来たときの子どもたちへの危害発生を予見すべき義務を怠ったのは学校側の落ち度」だと主張。「津波の予見性」とは何かという中身を巡って、真っ向から対立していた。

  判決で高宮裁判長は、「市の広報車が高台への避難を呼びかけていることや、ラジオで津波予想を聞いた段階では、教員らは津波が学校に襲来することを予見し、認識した」と認定。その上で、「津波を回避できる可能性が高い裏山ではなく、避難場所としては不適当というべき(川沿いの)交差点付近に向かって移動しようとした(生存教諭を除く)教員らには、児童らの死亡回避義務違反の過失がある」と指摘した。

大川小学校訴訟・裁判では大災害時でも臨機応変な対応・措置を学校に求める内容となっており、今後、全国の教育現場に大きな影響を与える可能性がある。


■石巻市控訴予定 仙台地裁判決を不服として
東日本大震災の津波で死亡・行方不明になった宮城県石巻市大川小の児童23人の19遺族が市と宮城県に約23億円の損害賠償を求めた訴訟で、学校の責任を認めた仙台地裁判決を不服として、市が控訴する方針を固めた。市議会の議決を経て正式に決める。県も市に歩調を合わせるとみられる。

 亀山紘市長は河北新報社の取材に「判決を見た限り、受け入れられない内容を含んでいるので控訴したい」と話した。

 市は30日にも市議会臨時会を招集し、控訴提起に関する議案を提出する。

 県側代理人は取材に「最大の争点になった津波到達の予見可能性について、他の津波訴訟と比べ検討が不十分だ。控訴審で判断を仰いだ方がいい」との見解を示した。

 原告団の一人は「犠牲になった子どもの命や未来の命よりも、組織や自分の立場を守るために裁判と向き合っていると感じ、残念。行政や教育関係者が子どもの命を守らなくてもいいとの主張を繰り返すのか」と憤った。

宮城県が11月4日からの県管理の国道と県道計13路線を順次、冬期通行止めを決定

宮城県は11月4日から県管理の国道と県道計13路線を順次、冬期通行止めとする。昨季まで通行止め対象だった国道347号の山形県境-加美町門沢は、今冬から通年通行区間となり、12月1日~3月31日は日中通行(午前7時~午後7時)が可能になる。

 通行止め路線の区間と期間は次の通り。

 【国道】286号の笹谷ゲート-山形県境(11月4日~4月21日)▽398号の栗原市花山本沢温湯-秋田県境(11月25日~4月28日)▽399号の七ケ宿町稲子-福島県境(11月18日~5月19日)

 【県道】白石上山線(蔵王エコーライン)の澄川スキー場入り口-山形県境(11月4日~4月21日)▽上山七ケ宿線の山形県境-七ケ宿町干蒲(12月2日-4月27日)▽築館栗駒公園線の栗原市栗駒沼倉耕英-同市栗駒岩鏡平(11月25日~4月28日)▽最上鬼首線の山形県境-大崎市鳴子温泉鬼首大清水(11月18日~5月12日)▽綱木黄海線の登米市東和町米川東綱木-岩手県境(12月16日~3月31日)▽石巻雄勝線の石巻市真野内原-同市雄勝町原(12月26日~3月17日)▽馬籠志津川線の気仙沼市本吉町午王野沢-南三陸町歌津払川、同町歌津払川-同町志津川磯の沢(12月15日~3月24日)▽沼倉鳴子線の大崎市管理境界-鎌内トンネル(11月25日~4月28日)▽岩入一迫線の大崎市鳴子温泉鬼首上岩入-森林科学館(11月25日~4月28日)▽青根蔵王線の川崎町青根-同町峩々(11月4日~4月21日)

気象条件により路面状況が変わり、通行止めや解除日時の変更もありますので、詳しいお問い合わせは道路課道路管理班までお願いします。
(TEL:022-211-3153 )

●尾花沢市と宮城県加美町の間で冬季間通行止めとなっていた国道347号鍋越峠が今年12月から通年通行化されることを受け、安全対策などを協議する道路管理検討会議の第4回会合が8日、同県大崎市の同県大崎合同庁舎で開かれた。山形、宮城両県は、除雪作業を行う基準や冬季通行規制発令の目安などをまとめた道路管理計画案を示した。

 山形県の計画案では除雪車の出動基準について、車道上の積雪がおおむね10センチを超えると予測される場合などとした。通行止めを判断する気象条件は、時間降雪量4センチ以上が2時間以上継続し、除雪困難になった際などと設定。宮城県の計画案でも、除雪作業や通行規制の基準を定めた。

 当面は12月1日~3月31日に夜間交通規制を行う方針。この期間の通行可能時間は午前7時~午後7時。両県の管理計画は10月に正式決定する。

 今年12月から通年通行化する国道347号鍋越峠は一部で道幅が狭い上、豪雪地帯であるため、県境の17.4キロ区間がこれまで冬季通行止めとなっていた。東日本大震災の発生を機に、災害時の代替道路や沿線自治体の交流拡大などを目的とし、両県が通年通行化に向けた準備を進めてきた。

 現在、両県側で落石防護柵や雪崩予防柵、通報用の非常電話の設置などの作業が最終段階に入っている。本県側でも、タイヤチェーンの着脱場や非常駐車帯の整備が進行中。両県とも、11月までに全ての施設整備を完了させる。

生まれ変わった石巻市中央1丁目の「中央一大通り商店街」で22日、まちびらき式

東日本大震災に伴う土地区画整理事業で生まれ変わった石巻市中央1丁目の「中央一大通り商店街」で22日、まちびらき式があり、石巻小児童の鼓笛隊演奏や餅つきなどで門出を祝った。

 商店主ら中央一大通り会と地元町内会が主催。
歩行者天国にした商店街でテープカットなどのセレモニーを行った。歩道には芋煮やコーヒーなどの出店が並び、大勢の地域住民らが駆け付けた。

 中心市街地にある同商店街は津波で大きな被害を受けた。2013年3月に区画整理による地域の再生計画が決まり、14年11月に着工。工事は間もなく終わる予定で、道路幅を歩道も含め10メートルから17メートルに広げて歩きやすい空間を確保した。

 中央一大通り会は鮮魚や精肉、弁当、生花など14店舗がそろう。豆腐店を営む会長は「予想以上に人が集まった。今後も人が通りたくなるような魅力あるまちづくりをしたい」と意気込む。

 事業区域内には災害公営住宅(35戸)も完成。6月に市内の仮設住宅から移り住んだMさんは「鼓笛隊の子どもたちがかわいくて、お餅もおいしかった」と話した。

 

★石巻市
石巻市(いしのまきし)は、宮城県東部に位置する、県内第二の人口を擁する市。

面積554.58km2総人口146,328人(推計人口、2016年9月1日)人口密度264人/km

2隣接自治体東松島市、登米市、遠田郡涌谷町、美里町、牡鹿郡女川町、本吉郡南三陸町市の木クロマツ市の花ツツジ

概要
広域合併により、市域は北上川下流の仙台平野(石巻平野)から、女川町を除く三陸海岸南端(牡鹿半島)一帯まで広がった。旧北上川河口に中心部を持ち、石巻都市圏の人口は約21万人(2000年国勢調査時点)、世帯数は59,065世帯である(2006年(平成18年)3月末)。
金華山沖(三陸沖)では、黒潮(暖流)と親潮(寒流)がぶつかるため世界三大漁場の1つとなっており、漁場に近い本市は全国でも有数の水産都市となっている。市内の万石浦でカキの養殖法が開発され、世界中に広がった。

市街地は主に旧北上川河口に広がっており、旧北上川の中州である中瀬地区からJR石巻駅にかけての地域がいわゆる「中心市街地」であり、古くからの商店や専門店が集積している。

近年は、バイパス沿いの中里・蛇田・大街道などに、大型店を始めとする域外資本のロードサイド店舗が多数進出し、特に三陸自動車道・石巻河南ICを中心とした蛇田・あけぼの地区は県内では仙台市周辺地域に次ぐ商業集積をみせるようになり、登米市や大崎市の一部までも含む県東部の広範囲を商圏としている。

中心商店街は俗に言うシャッター通りの様相を呈している[要出典]。新たな集客施設および税収増を狙って、2005年(平成17年)~2006年(平成18年)に競艇場外券売り場施設『オラレ』を中心市街地に誘致しようとしたが、未だ市民の総意も理解も得られていない。また、モータリゼーションの発達と三陸自動車道の開通でアクセスが容易になった仙台市に、マイカーや高速バスで買回り品や専門品を中心に気軽にショッピングに訪れる機会も増えている。

蛇田・あけぼの地区の商業集積により、集客力が激減した石巻駅前の百貨店さくら野東北が2008年(平成20年)1月、撤退を決め、同年4月27日に閉店した(撤退後の建物に石巻市役所が入居)。また、石巻駅の北(駅裏側)を貫通する市道の中里バイパス沿いで営業していたイトーヨーカドー・石巻中里店が2009年(平成21年)年8月、翌年1月の閉店を決め、27年の歴史に幕を降ろすこととなったことは、かつて石巻駅前から立町・寿町・アイトピア(大町)・橋通りなどの中心市街地にかけての買い物客を奪った中里地区のロードサイド店と云えどももはや、旧市街北西郊外の蛇田・あけぼの地区の勢いに抗しきれない現状を浮き彫りにした形となった。

2011年(平成23年)3月11日:東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)による津波で旧北上川河口から逆流した水で旧市街地全域が、また、新北上川(追波川)河口から流域部が広域水没または浸水。また石巻工業港以東の石巻湾から太平洋(外洋)側までの沿岸部の、旧雄勝町・河北町・北上町及び旧・牡鹿町(牡鹿半島)町域を含む各浜が壊滅的な被害を受ける。
2011年(平成23年)11月18日:おしかのれん街開設。

観光
博物館・テーマパーク
石巻文化センター
石ノ森萬画館
おしかホエールランド
かつては和歌山県太地町と並び、旧牡鹿町鮎川は捕鯨で全国的に有名だった。捕鯨船第十六利丸が保存されている。
宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファンパーク):サン・フアン・バウティスタ号復元船
雄勝硯伝統産業会館
宝ヶ峯縄文記念館
北上川・運河交流館
設計:隈研吾
丸寿美術館(かんけい丸本店)

歴史的建造物・史跡
石井閘門(国の重要文化財)
明治13年竣工
北上運河(→貞山運河)の旧北上川入り口に建造された日本最古の煉瓦閘門
石巻ハリストス正教会の聖使徒イオアン会堂[1] - 現存するものとしては日本最古の木造教会建築。
志賀直哉生家←東日本大震災で津波による被害を受け平成24年2月末に解体された。
月浦(つきのうら)
支倉常長らの慶長遣欧使節出帆の地
沼津貝塚
布施辰治顕彰碑(蛇田「あけぼの南公園」)

景勝地・レジャー
県立自然公園旭山
おしか御番所公園
神割崎(神割崎自然公園)
石巻市総合運動公園
金華山(霊場・シカ)
上品山
にっこりサンパーク
田代島(マンガアイランド・ネコの島)
日和山公園
巻石(住吉公園)
市名の由来になったと云われている[要出典]
牧山市民の森・牧山あやめ園
こもれびの降る丘 遊楽館
渡波海水浴場
釣石神社

祭り・イベント[編集]
名振のおめつき(旧雄勝町・1月)
サン・ファン祭り(渡波・5月)
石巻川開き祭り(旧市内・8月)
石巻かほく杯ヨットレース
サマーフェスタ・イン・かほく(旧河北町・8月)
いしのまき大漁まつり(魚市場・10月)
和渕互市(旧河南町・12月)
いしのまき復興マラソン

伝統芸能[編集]
雄勝法印神楽(重要無形民俗文化財)
鹿嶋ばやし
名産[編集]
石巻焼きそば
笹かまぼこ
たらこ(石巻はたらこの生産が日本一である。)
べっこうシジミ(旧河北町)
雄勝石(硯、屋根材などの天然スレート用は玄昌石と呼ばれる)(旧雄勝町)
稲井石(墓石・記念碑用)(稲井)
ササニシキアイス(旧河南町)
からし巻き(旧河南町)

金華サバ
金華カツオ