宮城県角田市の第4回かくだ牟宇姫(むうひめ)ひなまつりが2月28日(土)~3月1日(日)開催
今週のお題「ひな祭り」
第4回かくだ牟宇姫(むうひめ)ひなまつり 平成27年2月28日(土)~3月1日(日)
伊達政宗公御息女「牟宇姫(むうひめ)」が角田館主石川宗敬公に嫁ぐ際に持参したと伝えられる雛人形をはじめ、堤人形の内裏雛や雛用お膳等を多数展示。
雛人形は、牟宇姫が12歳で角田領主石川宗敬に嫁いだ際に持参したと伝えられる。膳などの雛道具は金梨地蒔絵(まきえ)で装飾され、伊達家の家紋「雪薄(ゆきすすき)紋」が施されている。
所有していた市内の個人から昨年、市に寄贈された。
3月1日・2日の「かくだ牟宇姫ひなまつり」では、親子向けの料理教室でや具合わせ体験、「姫変身スタジオ」など楽しいイベントも開催されます。
開催日/平成27年2月28日(土)~3月1日(日)
時間/10:00~15:00
場所/宮城県角田市郷土資料館周辺商店街
イベント開催日
2015年02月28日 ~ 2015年03月01日
お問い合わせ(1)
角田市商工観光課
TEL:0224-63-2120
楽しいイベントが盛りだくさん!
●雛飾り展示
雛人形、吊るし雛、折り紙雛を各会場に展示します。
■会場 旧佐藤時計店、がぎゅうベーカリー、タカテル、街なか交流サロンひだまり
大内電気商会、旧虹書房、マルセンほか
●手紙スタンプラリー
伊達政宗公から牟宇姫宛ての手紙を見て回って牟宇姫グッズをもらおう。
■会場 旧佐藤時計店、がぎゅうベーカリー、街なか交流サロンひだまり、大内電気商会、旧虹書房
●着物を着てお姫様に変身
着物を着て、お姫様に変身し、まちなかを巡ってもらう。
■会場 ミミー美容室 角田市角田字牛舘61-2
■時間 午前10時~午後3時
■当日受付 午前9時~午前12時
■申込 事前予約が必要。ただし、定員になり次第締め切ります。
申込先 角田市商工会 TEL・0224-62-1242
■対象 女児(3歳~7歳)で保護者が同伴できる方。
■人数 1日25名(レンタル分)※着物持込者を含まない。
■料金 着物着付代、化粧代、クリーニング代の一部負担をお願いします。
①着物レンタル 2,500円
②着物持込 1,300円
■持参する物 半幅帯。履物は、お子様の歩きやすいものを用意してください。
■特典① 同伴の保護者は、着物を持込んだ場合に限り無料で着付けを行う。
■特典② 対象店舗を3店舗を巡ると漏れなくプレゼントがもらえる。
●おもてなしコーナー
あたたかい手づくりおしるこや桑茶をご用意しています。
■会場 旧虹書房、商営駐車場(エコショップ)
●つるし雛作り体験
簡単なつるし雛作りを体験できます。
■会場 旧虹書房
■費用 材料費(300円)をご負担していただきます。
●ひな巻き寿司つくり体験
牟宇姫の飾り巻き寿司作りを体験できます。
■会場 街なか交流サロンひだまり
■定員 1日32組限定(各16組)
■費用 材料費(1500円)をご負担していただきます。
■事前予約が必要です。定員になり次第締め切ります。
■予約先 角田市商工観光課 TEL・0224-63-2120
●牟宇姫ゆかりの歴史講演会
ひなまつり特別講演会を開催します。
伊達政宗公長男で宇和島藩(現在の愛媛県)初代藩主・伊達秀宗公から妹・牟宇姫に宛てた手紙の解説を中心に仙台と宇和島の関係性、当時の兄妹の関係を解説します。
演題 牟宇姫と兄・秀宗
講師 元仙台市博物館館長 佐藤憲一先生
会場 長泉寺
日時 2月28日(土)午後1時30分~午後3時
入場料 無料
※会場の都合上入場制限をする場合があります。
●角田祭ばやしの演奏
講演のオープニングで牟宇姫ゆかりの角田祭ばやしの演奏を行います。
タイアップ企画もいろいろ!
この2日間は他にもタイアップ企画いろいろあります。
■おいしいかくだひなまつりキャンペーン
市内飲食店でのひなまつりキャンペーン
・2月13日(金)~3月15日(日)
■まちなか健康ウォーキング
牟宇姫・石川家ゆかりの史跡を巡るまちなかウォーキング。どなたでも参加できます。
3月1日(日)午前9時30分~11時30分(受付9時15分から)
集合 角田市役所
■ひなまつり限定ひめスイーツの販売
2月28日(土)・3月1日(日)2日間限りの限定スイーツ販売
■旧佐藤家住宅 雛飾り(高蔵寺隣り)
国指定重要文化財旧佐藤家住宅での雛飾りとおもてなし
3月1日(日)
★牟宇姫(むうひめ、慶長13年(1608年) - 天和3年2月19日(1683年3月17日))は、石川宗敬の正室。父は伊達政宗(牟宇姫は第2息女)。母は側室の於山方。
生涯
慶長13年(1608年)伊達政宗の第2息女(第9子)として仙台城で生まれる。
母は側室の於山方(柴田宗義の娘)。政宗42歳の時の子。
元和5年(1619年)2月10日、12歳で伊達家一門の石川宗敬(伊具郡角田要害主)に嫁ぐ。このとき小桧山佐藤佐衛門と太田休佐衛門の2人が附人となり、石川家家臣となった。婚礼の際、政宗は石川家の仙台屋敷に来臨して祝い、1泊して翌日帰城している。
その後、石川宗敬との間には、宗弘・宗信・貞弘・千代鶴姫・正菊姫の3男2女を授かった。
政宗は牟宇姫がかわいかったとみえて、姫あての女文字の手紙が、幾通か角田市内に所蔵されている。
寛永13年(1636年)、実父の伊達政宗が没した後、牟宇姫の実母でもある於山方が仙台城を出て、角田邑に住むようになる。
牟宇姫は母のために御堂を建て、於山方はそこで余生を過ごした。
正保3年(1646年)8月、夫の宗敬は家督を子の宗弘に譲り隠居し、領内の稲置邑に移り住む。
寛文8年(1668年)8月24日、実母の於山方が没する。同じ年の10月16日、夫の石川宗敬が没する。
天和3年(1683年)2月19日、没す。享年76。戒名は松寿院殿徳雲如高大姉。