杜の都ふるさと便 

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国連防災世界会議が3月14日(土)~18日(水)に仙台国際センター、仙台市博物館で行われる予定

国連防災世界会議は、世界の防災戦略を議論する国連主催の会議です。第3回国連防災世界会議は、本体会議が仙台国際センターを主会場に開かれ、193の国連加盟国の首脳や閣僚、NGOの代表など5千人以上の参加が予定されています。

 

また、期間中は本体会議とは別に、防災や復興をテーマとする公開討論会や展示会など、市民の皆さんにもご参加いただけるパブリック・フォーラムを350件以上開催。国内外から延べ4万人以上の参加が見込まれています。

 

東北で開かれる国際会議としては、過去最大規模となるこの会議で、私たちの東日本大震災の経験と教訓、そして防災や復興の取り組みを国内外に発信しましょう。

仙台市としては会議開催を通じて、仙台・東北の東日本大震災における経験と教訓や防災、復興に関する取組みを国内外に発信し共有することにより、世界の防災の取組みの推進に貢献していきます。


また、仙台・東北の人々が、それぞれの防災や復興への取組みなどについて情報共有し、互いに連携することにより防災意識をより向上させ、次世代に伝えていく契機とします。

 

会議期間中には、国連加盟国、国際機関、自治体、諸団体など国内外から延べ4万人以上の参加が見込まれております。


そのため、会議が開催されることにより、仙台・東北の魅力を体感していただくとともに、その魅力や復興の状況などの情報を国内外に発信することにより、大きな経済波及効果、交流人口の拡大が期待され、東北の復興の後押しにつながります。

 

国連防災世界会議は、国際的な防災戦略について議論する国連主催の会議であり、第1回(1994年、於:横浜)、第2回(2005年、於:神戸)の会議とも、日本で開催されています。第2回会議では、2005年から2015年までの国際的な防災の取組指針である「兵庫行動枠組」が策定されるなど、大きな成果をあげています。

第3回国連防災世界会議では、兵庫行動枠組の後継枠組の策定が行われる予定です。

東日本大震災被災地である仙台市で本件会議を開催することは、被災地の復興を世界に発信するとともに、防災に関する我が国の経験と知見を国際社会と共有し、国際貢献を行う重要な機会となります。

国連防災世界会議の開催事務局は、国連総会の決定により、国連組織である国連国際防災戦略事務局(UNISDR)が務めています。

 

会議概要
・日程:2015年3月14日(土)~18日(水) ※3月13日(金)に第3回政府間準備会合を実施
・会場:仙台国際センター(会議棟、展示棟)、仙台市博物館
・主催:国際連合
・参加者:国連加盟国、国際機関、NGO等から、首脳、閣僚級を含む政府関係者など5,000人以上を想定
国連が期待する成果:
・前回の兵庫会議で策定された「兵庫行動枠組」の進捗を確認し、評価すること
・「兵庫行動枠組」のための各国・地域の戦略や計画を通して得られた経験と、そこから得られた提言を検討
すること
・「兵庫行動枠組」の後継となる「ポスト2015年防災枠組」を採択すること
・「ポスト2015年防災枠組」実施のためのコミットメントに基づいた協力のあり方を確認すること
・「ポスト2015年防災枠組」の実施状況の定期的な点検のあり方を決定すること

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