杜の都ふるさと便 

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秋保大滝の不動尊坐像が復活 28、29の両日不動尊例大祭開催

震災の傷修復 座像復活 仙台・秋保大滝不動

 
 東日本大震災で損壊した秋保大滝不動尊(仙台市太白区)の不動尊座像がこのほど、修復を終えて約10カ月ぶりに本堂に戻ってきた。28、29の両日開催される不動尊例大祭を前に関係者は「お祭りに間に合ってよかった」と胸をなで下ろしている。


 青銅製の座像は高さ3.3メートル、重さ約3.5トン。現在の本堂ができた翌年の1826年、当時の住職だった知足上人が天下太平を願って建立したと伝えられる。


 震災では不動尊も大きな揺れに襲われた。木造の本堂にゆがみが生じ、座像は約250キロある左腕が外れた。さらに約1カ月後に発生した巨大余震で座像の表面に多くのひびが入ってしまった。


 左腕をロープでつるした状態で公開を続けていたが、檀家(だんか)からの寄付などで資金繰りにめどが立ち、昨年6月、埼玉県の鋳造業者に修復を依頼した。


 座像は想像以上に傷みが激しく、当初予定していた昨年11月の修復完了は例大祭直前にずれ込んだ。表面を漆系の塗料で保護し、胴体の内部には鉄骨を組み込んで耐震強度を高めた。


 知足上人には、石巻市陸前高田市を行脚して浄財を集め、本堂と座像を建立したという言い伝えがある。現住職の大滝周広さん(56)は「知足上人が沿岸部の人たちから受けた恩を返すため、座像の復活を通して震災で被災した人たちに力を与えたい」と話している。


 秋保大滝不動尊は平安時代初期、山形市立石寺を開いた慈覚大師円仁が開基したとされる。座像は日中自由に拝観できる。

★秋保大滝不動
正式には「滝本山西光寺」といい、山形県山寺の立石寺奥の院とされています。貞観年間、慈覚大師円仁が東北巡錫の折、堂のすぐ側に落ちる秋保大滝で100日間の荒修行をしたのち、立石寺を開山したと伝えられています。

不動尊は青銅製坐像で、高さ3.3メートル、胴まわり5.1メートル、膝まわり7.2メートル、火焔の高さ5メートルの巨像です。

  不動尊を建立した知足上人は、不動尊の完成を見た後、文政11(1828)年に諸人の大願成就を祈って滝に飛び込みました。以来、願望成就の尊像として、多くの信者からあがめられています。堂のすぐ裏手に、国の名勝に指定されている秋保大滝があります。

問い合わせ 022-399-2127

見学等料金
[交通費の目安]JR仙台駅から仙台市営バスで1,070円


★秋保大滝(あきうおおたき)は、宮城県仙台市太白区秋保町にある滝。蔵王国定公園および県立自然公園二口峡谷の地域内を流れる名取川上流部において、落差55m、幅6mで流れ落ちる。

国の名勝に指定されており、日本の滝百選の1つにも数えられる。「日本三大瀑布(大滝)」あるいは「日本三名瀑」の1つに数えられている。


所在地
宮城県仙台市太白区秋保町馬場字大滝

落差
55m

滝幅
6m

水系
名取川

概要
平安時代初期、慈覚大師が山形県立石寺へ向かう途中、この地に留まり不動明王を安置したといわれている。文政8年(1825年)、地元出身の知足上人が不動堂(地図)を建立し、本尊を再興した。不動堂のある西光寺は、神仏習合が残る真言宗智山派の寺である。

秋保温泉に近く、観光客の来訪も多い。
名取川右岸の秋保大滝駐車場から、滝見台および不動滝橋を経由して、秋保大滝の滝壺を最も近くで見られる名取川左岸までの1.0kmは『新・奥の細道「秋保大滝パノラマのみち」』(秋保大滝遊歩道)として整備されている。付近には仙台市秋保大滝植物公園がある。厳冬期の2月上旬頃には、秋保大滝が凍る場合がある。

アクセス
バス: (土日・祝日のみ運行)仙台駅西口バスプール8番ポールから宮城交通バス「秋保大滝行」に1時間25分ほど乗り、「秋保大滝」バス停で下車、徒歩5分

JR仙山線・愛子駅バスプール2番ポールから仙台市営バス「野尻町北行」または「二口温泉行」に38分ほど乗り、「秋保大滝」バス停で下車、徒歩5分。

ハイキングコース: 国道48号・ニッカ橋から、ふるさと緑の道で約13km、徒歩約3時間半。

自家用車: 東北自動車道・仙台南ICより、国道286号および宮城県道・山形県道62号仙台山寺線で約22km。
東北自動車道・仙台宮城ICより、国道48号、国道457号および宮城県道・山形県道62号仙台山寺線で約23km。
山形自動車道・宮城川崎ICより、国道457号および宮城県道・山形県道62号仙台山寺線で約26km。

無料駐車場 秋保大滝駐車場:150台
不動滝橋北詰の駐車場:約10台