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八木山南とひより台の両地区を結ぶ「ひより台大橋」10月にも完成予定

計画49年 幻の橋「ひより台大橋」年内開通
 

 仙台市太白区の八木山南とひより台の両地区を結ぶ「ひより台大橋」(仮称)が、10月にも完成する見通しとなった。市の計画決定から49年経過し、地元では長く「幻の橋」といわれていたが、12月開業の市地下鉄東西線八木山動物公園駅へのアクセス道路として整備が進んだ。


 ひより台大橋は全長290メートル。市が2009年度、市道川内旗立線の一部として橋を含む片側1車線の道路(1050メートル)建設に着手し、東西線開業前の完成にめどが立った。総事業費は約38億3400万円。


 ひより台や隣接する太白団地の住民が仙台赤十字病院などがある八木山南に行く場合、谷間に隔てられて回り道するしかなかったが、橋の完成で利便性が向上する。


 建設の前提となる市の都市計画決定は1966年3月。高度成長期の中で、住宅地の拡大に対応する都市計画道路の一部だった。しかし、未着工のまま時間が経過。40年が経過した06年度、東西線建設に伴いアクセス道の必要性が高まったとして事業に着手した。


 ひより台を含む太白地域町内会連合会長の大塚忠弘さん(71)は「東西線構想すらない時代に計画された待望の橋がようやくできる。地下鉄も利用しやすくなる」と喜ぶ。八木山南連合町内会長さん(72)も「開通を機に、橋を挟んだ地域同士の交流を深めたい」と期待する。


 市道路計画課は「都市計画決定しても優先度や予算確保の面で事業着手が遅れる場合もある。長い時間かかったが、東西線駅へのアクセス道として重要な橋となる」と説明する。