杜の都ふるさと便 

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石巻市で4月25日田植えが始まり、神社では5月5日、春季例大祭「子どもみこし」が初登場

■宮城県石巻市で田植え始まる 
米の極わせ品種「五百川」を使用した田植えが4月25日、石巻市桃生町太田の水田で始まった。8月末ごろに稲刈りし、新米が出回る前の端境期となる9月上旬から首都圏などでの販売を予定している。


昨年は7月下旬から8月上旬にかけて天候が不順だったため、収穫的に今一つだったといい、今シーズンに期待されている。

 五百川はコシヒカリの変異種で一般的な品種に比べ、1カ月ほど生育が早い。コシヒカリ特有の粘りに加え、甘みとみずみずしさもあり、首都圏を中心に人気が高い。

 五百川の栽培は、農地集積が進み個々の経営面積拡大が進む中で、いしのまき農協が作業の分散化を図る目的で促進している。九州地方で盛んな早場米の栽培を地元に根付かせ、一足早く東北の米を首都圏に届ける狙いもある。

 桃生町内の農業法人や農家の1法人2個人が2年前から作付けをスタート。ことしは5ヘクタールの作付けで、30トン前後の収穫を見込んでいる。

 コメは首都圏、近畿圏の大手コンビニで「宮城県産・五百川」として販売。県内のヨークベニマル、Aコープ宮城などでも購入できる。いしのまき農協の関係者は「販売を通して少しでも石巻地方の知名度アップにもつながれば」と話している。

 石巻地方の田植えのピークは5月10日前後と見られる。

 

■「ちびっ子みこし」初登場 石巻・明神社
 
 
 石巻市大宮町の明(みょう)神社で5日、春季例大祭があった。幼稚園児らによる「子どもみこし」が初めて登場し、東日本大震災で被害を受けた神社周辺を練り歩いた。


 子どもみこしは震災後、三重県から贈られたという。近くの万石浦幼稚園の園児ら約30人が「ワッショイ」と元気な声を上げながら、みこしが載った台車を引いて約1キロを巡った。地元住民と全国からのボランティア計約55人による「大人みこし」も地区内を回り、元気を届けた。


 震災では神社の本堂すれすれまで津波が押し寄せ、みこしや法被などが流失した。横浜市などから贈られたみこしを使い、震災翌年の2012年には例大祭の復活を果たした。


 氏子総代会の会長は「絶好のみこし日和で良かった。子どもたちの笑顔がみこしを盛り上げてくれた」と喜んだ。