杜の都ふるさと便 

東日本大震災の復興・再生を祈願してみちのく&杜の都のニュースや話題等お伝えしています。

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「とっておきの音楽祭2015」6月7日仙台市の勾当台公園で開かれる 「みんなちがって みんないい」

とっておきの笑顔はじける 仙台で音楽祭
 

観客と一緒になって仙台市青葉区の勾当台公園で歌や踊りを楽しむ
 
 「みんなちがって みんないい」をスローガンに、障害のある人もない人も一緒に音楽を楽しむ「とっておきの音楽祭2015」(実行委員会主催)が7日、仙台市青葉区の勾当台公園市民広場を主会場に開かれ、大勢の人でにぎわった。

 音楽祭はことしで15回目。県内外の320団体約2500人が出演した。資金難の影響もあり、ステージ数を昨年よりも絞った。定禅寺通やアーケード街など28カ所で、ジャズやポップス、ロックなどを披露した。

 宮城県南三陸町の児童らでつくる「にこまる48」は、町の観光ソングやアニメの曲に合わせて踊った。代表さんは「人前に出るのが苦手だった子も、みんなで楽しく踊ることができた」と話した。

 実行委員長は「祭りは認知されてきたと思う。バリアフリーが日常になるように盛り上げていきたい」と語った。


■MUSIC BREAKS BARRIERS!
 姿、形も生き方も考え方も能力も、それぞれみんな違います。それぞれが違うことをお互いに認めあい、それを尊重すること。それが心のバリアフリーにつながるのではないでしょうか。

とっておきの音楽祭では、「みんなちがって みんないい」を大切な合い言葉にしています。

6 月7 日は、その合い言葉を実感できる日です。
合い言葉は「みんなちがって みんないい」

 とっておきの音楽祭の「とっておきの」とは、VERY SPECIAL(ベリー・スペシャル)の訳です。

一人一人がかけがえのない存在であり、音楽のチカラであらゆる個性が輝いてほしいという強い願いが込められています。

「とっておきの」は“VERY SPECIAL”
 心のバリアだけではなく建物のバリアも取り払おうと、ステージは屋外となっています。

心のバリアだけではなく建物のバリアも

毎年、県内外から数多くの個人・グループが出演します。障害のある人もない人も参加し、心のバリアフリーを目指す屋外の音楽祭としては、日本最大規模です。
第14回 参加バンド数324 ステージ数30 演奏者数約2700人 延べ観客数25万人
日本最大の規模!

 2001 年に仙台で始まったこの音楽祭は、県内では東松島市、栗原市、東北では秋田市、山形市、福島市、南相馬市、本宮市、会津若松市、盛岡市、九州では熊本市、人吉市、鹿児島市、鹿屋市でも開催され、2014 年には大阪府枚方市、2015 年には兵庫県篠山市と、全国にも広がっております。

とっておきの音楽祭ネットワーク 
 とっておきの音楽祭は、障害のある人もない人も一緒に音楽を楽しみ、音楽のチカラで、「心のバリアフリー」を目指す音楽祭です。

2001年の第1回開催から、皆さんの様々なチカラを表現する場となっています。笑顔が笑顔をつくり、音楽で心をつないできました。震災後86日目に開催した第11回では、被災地東北からそのチカラを発信し、全国的にもこの音楽祭の存在感と意義を認知していただきました。

 とっておきの音楽祭には、社会を変えていくチカラがあると信じています。それは、皆さんおひとりおひとりのチカラです。記念すべき第15回も、参加する皆さんと共に創っていきます。

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