杜の都ふるさと便 

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宮城県内の河川で1日、アユ釣りが解禁 放射性セシウムの濃度は基準値未満

宮城県内の河川で1日、アユ釣りが解禁された。仙台市内を流れる広瀬川では、降りしきる雨の中、釣り人がことし最初の釣果を求めて早朝からさおを振った。


 太白区の広瀬橋付近にも数人の釣り人が繰り出し、アユの当たりを楽しんでいた。広瀬名取川漁協によると、ことしは数が多く型も大きいという。


 県水産業振興課によると、この日は広瀬名取川など県内七つの漁業協同組合でアユ漁が解禁。事前の放射性物質測定は、7漁協全てで放射性セシウムの濃度が国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)未満だった。


 仙台管区気象台によると、1日の県内は低気圧や梅雨前線の影響で雨が降り、夜は曇り。仙台の正午現在の気温は18.3度。2日は朝まで曇りで次第に晴れる見込み。

 

★アユ(鮎、香魚、年魚、Plecoglossus altivelis)は、キュウリウオ目に分類される、川や海などを回遊する魚である。

名称

漢字表記としては、香魚(独特の香気をもつことに由来)、年魚(一年で一生を終えることに由来)、銀口魚(泳いでいると口が銀色に光ることに由来)、渓鰮(渓流のイワシの意味)、細鱗魚(鱗が小さい)、国栖魚(奈良県の土着の人々・国栖が吉野川のアユを朝廷に献上したことに由来)、鰷魚(江戸時代の書物の「ハエ」の誤記)など様々な漢字表記がある。

また、アイ、アア、シロイオ、チョウセンバヤ(久留米市)、アイナゴ(幼魚・南紀)、ハイカラ(幼魚)、氷魚(幼魚)など地方名、成長段階による呼び分け等によって様々な別名がある。

アユの語源は、秋の産卵期に川を下ることから「アユル」(落ちるの意)に由来するとの説や神前に供える食物であるというところから「饗(あえ)」に由来するとの説など諸説ある。

現在の「鮎」の字が当てられている由来は諸説あり、神功皇后がアユを釣って戦いの勝敗を占ったとする説、アユが一定の縄張りを独占する(占める)ところからつけられた字であるというものなど諸説ある。

アユという意味での漢字の鮎は奈良時代ごろから使われていたが、当時の鮎はナマズを指しており、記紀を含め殆どがアユを年魚と表記している。

中国で漢字の「鮎」は古代日本と同様ナマズを指しており、中国語でアユは、「香魚(シャンユー、xiāngyú)」が標準名とされている。地方名では、山東省で「秋生魚」、「海胎魚」、福建省南部では「溪鰛」、台湾では「[魚桀]魚」(漢字2文字)、「國姓魚」とも呼ばれる。

俳句の季語として「鮎」「鵜飼」はともに夏をあらわすが、春には「若鮎」、秋は「落ち鮎」、冬の季語は「氷魚(ひお、ひうお)」と、四季折々の季語に使用されている。

特徴

形態

成魚の全長は30cmに達するが、地域差や個体差があり、10cmほどで性成熟するものもいる。

若魚は全身が灰緑色で背鰭が黒、胸びれの後方に大きな黄色の楕円形斑が一つある。秋に性成熟すると橙色と黒の婚姻色が発現する。

体型や脂鰭を持つ等の特徴がサケ科に類似する。口は大きく目の下まで裂けるが、唇は柔らかい。歯は丸く、櫛(くし)のような構造である。

分布

北海道・朝鮮半島からベトナム北部まで東アジア一帯に分布し、日本がその中心である。石についた藻類を食べるという習性から、そのような環境のある河川に生息し、長大な下流域をもつ大陸の大河川よりも、日本の川に適応した魚である。天塩川が日本の分布北限。遺伝的に日本産海産アユは南北2つの群に分けられる。

中国では、河川環境の悪化でその数は減少しているが、2004年に長江下流域でも稚魚が発見された報告があるなど、現在も鴨緑江はじめ、東部の各地に生息している。また、中国では浙江省などで放流や養殖実験が行われている。台湾でも中部の濁水渓以北で生息していたが、現在は絶滅が危惧されている。