杜の都ふるさと便 

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仙台七夕まつりに新しくハート形アーチのイルミネーション「天の川回廊」が誕生

きらめく仙台七夕「天の川回廊」お出迎え
 

 仙台七夕まつり(6~8日)を前に、仙台市青葉区の定禅寺通で5日夕、ハート形アーチのイルミネーションが試験点灯された。昼とはひと味違った「夜の七夕」の演出の一つ。まつり期間中は、夕方から夜にかけて楽しめるイベントが予定されている。

 イルミネーションは、定禅寺通中央の緑道に約100メートルにわたって設置。5日午後6時に試験点灯されると、アーチの上部に星々がきらめく「天の川回廊」が浮かび上がった。

 瑞鳳殿(同区)では期間中、参道や境内を1200基の竹灯籠の幻想的な明かりで照らす。午後7時からは「森のコンサート」を連日開催し、ロックやクラシック、和太鼓が演奏される。入場料は大人550円、高校生400円、小中学生200円。

 仙台城跡(同区)では、伊達政宗騎馬像などをライトアップする。期間中は午後7時から観光PR集団「伊達武将隊」が演舞を披露。8日は白石市の「奥州片倉組」、米沢市の「愛の武将隊」など県内外の武将隊が集い、祭りを盛り上げる。


 
■ 仙台七夕まつり(8月6~8日)の期間中に実施されるイベント「おまつり広場」の企画内容が固まった。「SENDAI光のページェント」など仙台の四季を彩る催しの要素を取り入れ、杜の都の魅力をアピール。戦後復活70回を記念し、まつりの歴史をたどる「七夕伝承館」も開設する。
 イベントはまつりを主催する協賛会が実施。仙台市青葉区の勾当台公園市民広場や定禅寺通が会場となる。

 定禅寺通中央の緑道のうち東側には、ケヤキ4本にピンクの発光ダイオード(LED)電球を付けた「幸せのピンクツリー」が登場。高さ約3メートルのハート形アーチと組み合わせる。西側にもLED付きハート形アーチを設置し、七夕の竹をイメージした約100メートルの天の川回廊をつくる。

 同様のアーチは市民広場の「織姫(おりひめ)像」にも取り付ける予定。恋愛成就や幸せを願う短冊を書くコーナーを設け、青葉区大手町の藤坂織姫神社に短冊を奉納する考えだ。

 緑道には「星のステージ」も設営し、9月開催の「定禅寺ストリートジャズフェスティバルin仙台」に出演経験のあるバンドが演奏する。近くには全国から届いた短冊や折り鶴を飾るスペースを確保する。

 市民広場と定禅寺通を結ぶ「つなぎ横丁」では、観光客らが仙台・青葉まつりのすずめ踊りや、盆踊りを体験できるようにする。七夕伝承館は市民広場に設け、仙台七夕の歴史を写真やポスターで紹介する。

 協賛会事務局の仙台商工会議所は「四季折々のイベントと七夕を関連付け、訪れた人が『仙台にまた来たい』と思える企画にしたい」と説明する。

 

★仙台七夕まつり

仙台七夕まつりは例年7月7日の月遅れである8月7日を中日として、8月6日から8日の3日間にわたって行われる。大規模な飾り付けがされるのは一番町や中央通りなどのアーケード街、仙台駅周辺などであるが、それ以外の商店街組織ごとの飾り付けや店舗や家庭など個別の飾り付けなど市内各地至るところに小から大まで合計3000本と言われる飾り付けがなされ[2]、街中が七夕一色になる。東北三大祭りの1つに数えられ、例年200万人以上の人が訪れる。

仙台市周辺の自治体各地の商店街などでも同時に大小さまざまな七夕飾りがなされるため、市境を越えて広がりを持つ。また、国内各地の七夕まつりに影響を与えてきたこともあって首都圏などの企業や駅や空港の七夕飾りを作成する業者も存在しており、その豪華な飾り付けが各地に移出され続けている。


開催概要

名称仙台七夕まつり開催日2015年8月6日(木)~8月8日(土)開催時間[飾り付け時間]
8月6日(木)・8月7日(金)/10:00頃~22:00頃(予定)
8月8日(土)/10:00頃~21:00頃(予定)

[おまつり広場] ※勾当台公園市民広場
8月6日(木)~8月8日(土)/10:00~21:00開催場所仙台市中心部および周辺商店街
※仙台七夕まつり期間中は、七夕飾り掲出エリア周辺並びにおまつり広場をはじめとしたイベント会場周辺での小型無人飛行機(ドローン等)の使用は禁止とさせていただきます。
※5日(水)の仙台七夕花火祭は仙台西公園付近予定開催内容[笹飾り]
仙台駅前から中央通り、一番町通りのアーケード街にかけて豪華絢爛な七夕飾りがご覧いただけます。 また周辺部商店街でも昔ながらの素朴な笹飾りがご覧いただけます。

[おまつり広場] ※勾当台公園市民広場
 星のステージ、七夕伝承館、織姫・彦星ひろば、踊りましょう通り、七夕食堂、天の川回廊 etcお問い合わせ仙台七夕まつり協賛会(事務局:仙台商工会議所)
 〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町2-16-12
 Tel. 022-265-8185

歴史

江戸時代初期、仙台藩祖の伊達政宗が婦女に対する文化向上の目的で七夕を奨励したため当地で盛んな年中行事の1つになったともされるが、詳細は不明のままである。年中行事としての七夕は江戸時代中期頃から全国各地で行われている。1783年(天明3年)には、天明の大飢饉発生による荒廃した世俗の世直しを目的に藩内で盛大に行われた。1873年(明治6年)の新暦採用を境にして年々七夕の風習は廃れ始め、第一次世界大戦後の不景気以降はそれに拍車がかかった。

1927年(昭和2年)、この状況を憂えた商店街の有志らによって大規模に七夕飾りが飾られた。すると、大勢の見物客で商店街は賑わった。翌1928年(昭和3年)には旧暦開催を新暦日付の月遅れ(8月6日・7日・8日)に開催することとし、東北産業博覧会と関連して「飾りつけコンクール」も行われ以降、華麗な飾りつけが発達するようになった。このようにして、「七夕」という庶民の風習は「七夕祭り」という昼間の商店街で行われるイベントへ転換した。

戦後の1946年(昭和21年)、仙台空襲で焼け野原となった街に52本の竹飾りで仙台七夕は復活した。翌1947年(昭和22年)の昭和天皇巡幸の際、沿道に5000本の竹飾りを並べて大規模な飾りつけの「七夕祭り」が復活した。1949年(昭和24年)には七夕協賛会が発足した。高度経済成長以降は、「東北三大祭り」の1つに数えられたことで日本各地から団体旅行客が集まる祭りへと変化した。1970年(昭和45年)からは「動く七夕パレード」(現「星の宵まつり」)と「仙台七夕花火祭」が始まり、夜のイベントが加わった。1983年(昭和58年)からは「夕涼みコンサート」が始まり、無料の屋外音楽イベントの面も持ち合わせるようになった。