杜の都ふるさと便 

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仙台レディース過去最高の3位 サッカー女子、プレナスなでしこリーグ 初タイトルを目指して

仙台レディース(仙台L)プレーオフ勝利を サポーター声援

仙台Lサポーターがレギュラーシリーズ最終戦の千葉戦で、選手に大きな声援を送る


 サッカー女子、プレナスなでしこリーグの仙台レディース(仙台L)は27日、利府町の宮城スタジアムでレギュラーシリーズ(RS)最終戦を行い、過去最高の3位で終えた。プレーオフに当たる来月からのエキサイティングシリーズ(ES)上位リーグ進出が決まっており、サポーターからは「初タイトルを目指して」と期待する声が上がった。
 最終戦は1415人の観衆が集まった。千葉に0-3で敗れたが、大勢のサポーターがベガルタコールで選手をねぎらった。
 今季は鮫島彩選手(常盤木学園高出)ら主力級がチームを離れたが、大方の予想を上回る3位と躍進した。
 富谷町の自営業高平克巳さん(49)は「上出来だと思う。中野真奈美、有町紗央里両選手の加入などで得点力が上がり、躍進の要因になった。ミスが多かった守備を修正し、ESでタイトルを」と期待した。
 アウェーを含めて全試合を観戦している仙台市泉区の会社員清野洋恵さんは「ことしは気持ちの入ったタフな試合をしてくれる。逆転勝ちが多いのは、力が付いている証拠」と分析。「選手も本気でタイトルを狙っているはず。全身全霊を込めてプレーしてほしい」とエールを送った。
 ES上位リーグは10月10日ごろに開幕し、RSの上位6チームが全5節で争う。日程は今月30日に発表される。

 

★仙台レディース

ベガルタ仙台レディース(ベガルタせんだいレディース、Vegalta Sendai Ladies)は、日本の宮城県仙台市をホームタウンとする日本女子サッカーリーグに所属する女子サッカーチームである。

沿革
発足前

東京電力女子サッカー部マリーゼ(1997年創設。本拠地:福島県双葉郡楢葉町・広野町のJヴィレッジ(地図)が東日本大震災による影響で休部したことを受けて、2011年11月に日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するベガルタ仙台を運営する株式会社ベガルタ仙台がマリーゼの受け皿としてベガルタ仙台レディースを創設した。

発足後

2012年

スローガン:Challenge 〜新たなる挑戦! 共に前へ!〜

2012年(平成24年)2月1日に男子トップチームと同じく宮城県仙台市に本拠地を置いた「ベガルタ仙台レディース」として正式発足した。

マリーゼからは所属選手を18人受け入れ、さらにセレクション合格者2名を加えた合計20名体制でスタート。

また、シーズン中の7月3日に元U-20日本女子代表のMF川島はるなが加入、7月8日にクラブ初のプロ契約選手として震災当時マリーゼに所属していた日本女子代表のDF鮫島彩をモンペリエ(フランス)から完全移籍で獲得した。

2012年度はリーグ規定により、日本女子サッカーリーグの2部に当たるプレナス・チャレンジリーグ2012に参戦(当初は東西2ブロック制のイーストディビジョン参加の予定であったが1リーグ制となった)。

チャレンジリーグでは開幕から無敗のまま1試合を残して優勝、翌2013年度からのなでしこリーグ昇格を決めた。
最終成績は20勝2分け0敗、勝ち点62。得点88、失点12、得失点+76はいずれもチャレンジリーグ最高成績。

チームはフェアプレー賞を受賞し、チャレンジリーグMVPにはFW伊藤美菜子が選出された。また、ぎふ清流国体のサッカー競技・成年女子の部では宮城県代表として出場しこちらも優勝を果たした。皇后杯は3回戦で浦和Lに敗れた。

シーズン終了後、DF田中景子が横浜Sへ完全移籍。MF中原沙央理は引退し、武蔵丘短期大学シエンシアコーチに就任。

2013年

U-17日本女子代表のMF井上綾香とMF成宮唯、DF佐々木繭が加入。またI神戸よりMF高良亮子を完全移籍で獲得。シーズン途中、MF成宮唯が高槻へ完全移籍。

なでしこリーグ1年目のシーズンは、リーグ戦5位、カップ戦は予選敗退、皇后杯はベスト8で終えた。

シーズン終了後、GK天野実咲、DF下小鶴綾、DF中村真実、FW伊藤美菜子が引退。MF鮫島彩がヒューストン・ダッシュ(アメリカ)、MF今井さゆりが横浜Sへそれぞれ完全移籍。

2014年

DF柿木瑠奈(常盤木高)、MF佐々木美和(常盤木高)、MF入江未希(日ノ本高)が加入。

高槻からDF浜田遥、千葉LからMF川村優理をそれぞれ完全移籍で獲得。また、前年度引退したDF下小鶴綾がアシスタントコーチに就任した。

シーズン途中、DF柿木瑠奈が退団。怪我でリハビリをしていたMF鮫島彩が復帰、GKブリトリー・キャメロンがスカイ・ブルーFC(アメリカ)より期限付き移籍で加入した。

リーグ戦レギュラーシリーズは、最終節で千葉Lに敗れ7位となり、エキサイティングシリーズは下位リーグ進出となった。下位シリーズでは5勝1敗。総合順位は7位でリーグ戦を終了。皇后杯はチーム初のベスト4進出を果たした。

シーズン終了後、GK齋田由貴、FW小山季絵が引退。DF長船加奈が浦和Lへ、DF鮫島彩がI神戸へ、MF上辻佑実が日テレへ、FW川島はるながノジマ相模原へそれぞれ完全移籍。GKブリトニー・キャメロンが移籍期間満了に伴い退団した。

2015年

DF千葉梢恵(リトルスターズ)、DF万屋美穂(日ノ本高)、FW西川明花(吉備国際大)が加入。I神戸からGK武仲麗依、湯郷ベルからMF中野真奈美、FW有町紗央里、サンジョゼEC(ブラジル)からFWジョバーニャを獲得した。


現在所属している選手

2015年度メンバー、()内は背番号

GK 齊藤彩佳 (1)
武仲麗依 (16)


DF 千葉梢恵 (2)
高橋奈々 (3)
山本りさ (4)
坂井優紀 (5)
佐々木繭 (13)
井手上麻子 (15)
万屋美穂 (22)


MF 川村優理 (6)
田原のぞみ (7)
嘉数飛鳥 (8)
高良亮子 (14)
井上綾香 (17)
入江未希 (18)
佐々木美和 (20)
中野真奈美 (23)


FW 小野瞳 (9)
浜田遥 (10)
安本紗和子 (11)
西川明花 (19)
有町紗央里 (24)
ジョバーニャ (25)

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