杜の都ふるさと便 

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「仙台うみの杜(もり)水族館」の入館者が11月16日、100万人を突破。

 「仙台うみの杜(もり)水族館」(仙台市宮城野区中野4)の入館者が11月16日、100万人を突破した。

 

 今年7月1日にオープンし、来年3月までの9カ月間で100万人達成を年度目標に掲げていた同館。予定より早い4カ月半(営業日数139日目)での達成となった。100万人のうち年間パスポート利用者は延べ約26万人に上り、リピーター獲得も早期達成につながった。

 同館の藤森純一館長は「多くの方が水族館に期待し、足を運んでくださったということをあらためて実感できた。復興を象徴する水族館として、この地に立つ意義を多くのお客さまに支持いただいた結果では。お越しいただいた多くのお客さまに感謝している」と話す。

 奥山恵美子仙台市長は「津波の大きな被害を受けたところで、復興特区も活用する形で開館した当館が目標を上回るペースで100万人という大きな数字を達成したのは大変うれしい」と話し、関係者の努力をねぎらった。「来年、再来年に続けていくことが次の目標になる。われわれも周辺の環境整備も含め一緒に進んでいければ」とも。

 施設内に大小合わせて約100基の展示水槽を用意し、約300種5万点の生き物を展示する同館。今月4日には新プログラムとして、バンドウイルカに間近で触れて記念撮影できる「イルカタッチ&フォト」(1日2回、料金は1,000円)、アクリル越しのペンギンに食事をあげる「ペンギンフィーディングタイム」(同、300円)も始めた。

 冬季の開館時間は9時~17時30分(12月23日~31日、2016年1月2日・3日は18時閉館、最終入館は閉館30分前まで)。入場料は、大人=2,100円、高校生・中学生=1,600円、小学生=1,100円、幼児(4歳以上)=600円、シニア(65歳以上)=1,600円。


★仙台うみの杜水族館(せんだいうみのもりすいぞくかん)は、宮城県仙台市宮城野区に所在する民間水族館。横浜八景島と仙台水族館開発株式会社が連携して運営を行う。

概要

仙台港から内陸へ約1kmの高砂中央公園内に位置。仙台東部道路仙台港ICに隣接し、周辺には三井アウトレットパーク 仙台港をはじめとする大型商業施設が立地する。

三井物産を中心に、水族館運営ノウハウを持つ横浜八景島、在仙企業のカメイ・ユアテック・河北新報社・仙台三越の6社が共同出資し、仙台水族館開発株式会社を設立。仙台市から土地を賃借し、約65億円をかけて建設された。

■施設
2階建、延床面積9,989m2。設計は大建設計、施工は大成建設・橋本店JV。設置される水槽は約100基。建物は、緊急時の避難施設として認定されており、1,500人を収容できる。

開業時点での展示生物は、約300種類・50,000匹。うち7,000匹は、2015年5月に閉館したマリンピア松島水族館から引き継いだ。館内には、東北最大級となる約1,000人を収容可能なイルカやアシカのショープールを設置。ペンギンの飼育にも力を入れ、横浜・八景島シーパラダイスに並ぶ、8種類を飼育する。

レストラン及びショップコーナーは、エームサービスが運営を行う。


1階
日本のうみ -東北のうみ-
うみの杜ビーチ(磯場)

2階
世界のうみ
海獣広場

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