杜の都ふるさと便 

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新しいファッションビル「仙台パルコ2」が2016年7月1日、仙台市青葉区のJR仙台駅西口にオープン 仙台商圏、JR仙台駅前地区に集中?

パルコ(東京)の新しいファッションビル「仙台パルコ2」が2016年7月1日、仙台市青葉区のJR仙台駅西口にオープンした。ペデストリアンデッキと直結する2階正面入り口には開店前、約500人の行列ができた。駅からのアクセスの良さもあり、多くの買い物客で終日にぎわった。


 パルコ2は地下2階、地上9階、店舗数は84。東北6県の工芸品・雑貨を扱う「東北スタンダードマーケット」などの生活雑貨店や衣料品店を充実させ、1階には飲食店街が入る。6~9階にはシネマコンプレックス(複合型映画館)「TOHOシネマズ仙台」が開館。


 パルコ2は地上9階、地下2階で延べ床面積は約2万5000平方メートル。1~5階に衣料品や雑貨など東北初出店の38店を含む84店が入店。6~9階にTOHOシネマズ(東京)が運営するシネマコンプレックス(複合型映画館)が入る。

 全84店で構成し、うち東北初出店は38店。衣料品店の比率を約3割に抑え、全てのフロアにカフェを配置。既存の仙台パルコでは物足りない客層に目を向け、「単なるモノの売り場から、コト消費の発想へ進化させ、さまざまな生活シーンの演出ができる品ぞろえ・フロア環境を目指した」と同社。

 フロア構成は以下の通り。1階=レストラン&カフェ「ダイニングマルシェ パルイチ」、2階=ファッション・コスメ・フード・ライフスタイルグッズ、3階・4階=ファッション&ビューティー、5階=ファッションライフスタイルグッズ、6~9階=9スクリーン・約1700席のシネマコンプレックス「TOHOシネマズ 仙台」、屋上=多目的広場。


 パルコ2は、2008年8月オープンの仙台パルコに続く店舗。30代以上を主なターゲットに、年間売り上げ約70億円を目指す。

投資額は約75億円。年間売上高目標は70億円で、仙台パルコ本館と合わせて200億円を目指す。

 

仙台商圏で、JR仙台駅前地区の集中状態が続いている。
東口と西口を結ぶ東西自由通路が3月に生まれ変わり、人の流れが駅へと向かう中、2016年7月1日には西口に仙台パルコ2がオープンした。東口ではさらに再開発が計画されており、駅周辺の人を集める力は今後も勢いを増す。


 駅周辺の通行量は平日、日曜とも大幅に増え、調査7地点でトップとなった。中心商店街がある青葉区の中央通、一番町両地区は計6地点のうち5地点で減らし、駅周辺と明暗が分かれた。そこにパルコ2が加わった。併せて、2006年以来となる大型映画館も仙台中心部で復活した。


 仙台駅東口には、家電量販大手のヨドバシカメラ(東京)が18年秋に大型商業ビルの開業を計画している。JR東日本も17年夏のオープンに向け、ホテルの建設を進めている。

 仙台の卸業者は「駅周辺のライバルとなる仙台の中心商店街の危機感は強いが、今後は東口の開発が進む。人の流れは駅周辺に集中する一方だ」と言う。

 中心商店街の受け止めは複雑だ。「駅周辺は若者向け。商店街は百貨店を核に、高齢者層を対象に高級路線を進めて差別化できる」と楽観視する声もあれば、「駅周辺に人が奪われ続ければ厳しい」と話す関係者もいる。

消費者としては駅前グループと中心商店街がそれぞれ特徴を出し、共存共栄し、消費者にも還元してもらいたいものです。 

 

●仙台PARCO仙台市青葉区。2008年(平成20年)8月開店。仙台マークワンの地下1階から地上9階部分を所有。仙台PARCO2は 2016年(平成28年)7月に開店。シネマコンプレックス「TOHOシネマズ仙台」を併設。

 

★パルコ

株式会社パルコ (英: PARCO CO., LTD.) はファッションビル「PARCO (パルコ)」 を展開する日本の企業。PARCO以外の商業施設も展開している。Jフロントリテイリングの連結子会社である。
 
登記上の本店は東京都豊島区南池袋に、本社事務所は渋谷区神泉町に所在する。
 
●概要
 
国内外でファッションビル「PARCO」を19店舗展開している。他に、PARCO劇場、CLUB QUATTRO、TOKYO FM渋谷スペイン坂スタジオ、radio drive plusなどの劇場やライブハウス、ラジオ番組など、文化・ソフト事業も幅広く手がけている。
 
かつて堤清二が率いた西武百貨店を中核としたセゾングループの一角を成したが、パルコについては直接関与せず、全面的に増田通二に託し自由を与えた経緯から、独特の個性が出来上がった[1]。セゾン系本流とは別にパルコ独自の劇場や出版社を持ち、広告手法も異なった。パルコは若年層、西武百貨店は中高年層を主な顧客ターゲットにして棲み分けがなされているが、西武百貨店がない地域にある一部のパルコでは、ターゲット層をやや上の年齢層まで広げている。
 
近年はパルコとは別業態の「ZERO GATE」(ゼロゲート)という中低層商業ビルの出店を進めている。
 
社名のPARCOは、イタリア語で公園を意味するParcoから由来している
 
●年表
1953年(昭和28年)2月 - 「池袋ステーションビル株式会社」(現在のJR東日本の関連会社とは無関係)として設立。
1954年(昭和29年)10月 - 株式会社丸物(現・近鉄百貨店)が出資。
1957年(昭和32年) 5月 - 商号を「株式会社東京丸物」に変更。
12月 - 百貨店「東京丸物」が開店。
 
1963年(昭和38年)7月 - 株式を店頭登録。
1969年(昭和44年) 6月 - 百貨店「東京丸物」が閉店。
11月 - 1号店「池袋パルコ」が開店。
1970年(昭和45年)4月 - 商号を「株式会社パルコ」に変更。
1987年(昭和62年)1月 - 東京証券取引所市場第二部に鞍替え。
1988年(昭和63年)8月 - 東京証券取引所市場第一部指定。
1990年(平成2年)- 西友から地方専門店ビル「ウォーク」を継承。
1995年(平成7年)- 西洋環境開発の子会社であったウェイブの株式を購入。
1996年(平成8年)- 西洋環境開発の子会社であった日本乗馬倶楽部の株式を購入。
1998年(平成10年)- リブロの経営を西友から引き受ける。
2001年(平成13年)2月 - ウォークを解散。
2002年(平成14年)2月 - 日本乗馬倶楽部をMBOによって株式を売却。
2003年(平成15年) 7月15日 - リブロを日販に売却。
7月30日 - 子会社であった株式会社アクロスを解散。
 
2004年(平成16年)2月29日 - 子会社であった株式会社クレストンホテル及び株式会社冨貴堂を解散。
2004年(平成16年)4月 - ウェイブをタワーレコードに売却。
2005年(平成17年)10月11日 - 本部を東京都渋谷区宇田川町4-3より移転。
2009年(平成21年)6月 - 完全子会社であった株式会社ホテルニュークレストン及び資産をHMIホテルグループに事業譲渡。
2012年(平成24年) 8月21日 - J.フロント リテイリングによるパルコに対するTOB成立。
8月27日 - J.フロントの子会社化。
 
 
 

 

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