杜の都ふるさと便 

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宮城県内の防潮堤(ぼうちょうてい)、22か所は7年過ぎるもいまだ未着工

宮城県内の防潮堤、22か所いまだ未着工!

東日本大震災の発生からまもなく7年半になります。


震災をうけて計画が立てられた宮城県内の防潮堤は、およそ4割が完成しましたが、住民の反対を受けていまだに着工していない場所などもあり、地域の事情にあった丁寧な対応が求められています。

東日本大震災津波で大きな被害が出たことを受けて、国は当初、おおむね5年間で被災地の沿岸すべてで防潮堤を完成させる計画を進めてきました。
しかし、県によりますと、ことし5月末の時点で完成したのは、県内で計画された378か所のうち、およそ39パーセントにあたる146か所です。

6パーセントにあたる石巻市気仙沼市などの22か所は、いまだに着工していません。
このうち、気仙沼市日門地区の日門漁港には海抜9点8メートルの防潮堤を建設する計画が立てられていますが、住民側から高すぎると反発が出ていて、合意が得られていません。

このほか、住民の合意が得られたものの工事の入札が不調に終わり、着工できないケースなどもあるということです。

一方、気仙沼市魚町地区の気仙沼港に建てられた防潮堤は、県のミスで計画よりも20センチあまり高く整備してしまい、住民側が造り直しを求め、県と地元との間で話し合いは難航しています。

宮城県は、国が「復興・創生期間」と定める2年後の2020年度までにすべての防潮堤の建設を終えたいとしていますが、地域の事情にあった丁寧な対応が求められています。

2011年に政府の中央防災会議が、数十年から百数十年に一度起きる津波に防潮堤などの施設で対応することを決め、震災前の2~3倍の高さの堤防が各地で計画された。ただし、守るべき土地に住宅や幹線道路がないなど一定の条件がそろえば計画を取りやめることもある。宮城県内の海岸線830キロのうち243キロで計画されている。このうち宮城県の担当分は約160キロ(276カ所)で事業費は3500億円以上。市と町も漁港部分を建設する。事業費のほとんどを国が負担するが、維持管理費は地元自治体の負担となる。


宮城県気仙沼市で建設が進む防潮堤 東日本大震災から6年半


★防潮堤=(ぼうちょうてい sea wall)高潮や大波を防ぐため、海に沿った陸上に築かれる堤防。
海岸保全施設の一種で,高潮や津波などによって海水が陸上に浸入するのを防止するために,陸岸に築造される海岸構造物。防潮堤の構造は,通常は堤防方式であり,その天端(てんば)の高さは波が越えないことを原則として決められるが,悪条件が重なって,越波あるいは越流が生じた場合でも堤体が破壊されないように,通常堤体前面の法面(のりめん),天端および裏の法面をコンクリートなどで被覆する

 

★防波堤=陸から海へ突き出すように設けられ、大きな波を抑える堤防。

防波堤(ぼうはてい)は、外洋から打ち寄せる波を防ぐために海中に設置された構造物である。その目的は、波浪から港湾の内部を安静に保つことや、津波や高潮の被害から陸域を守ること、あるいは海岸の侵食を防ぐことなどである。
堤防と同様に細長い形状を持ち、港湾を守るように陸域から海中に向かって、または海中に築造されている。
日本語において防波堤は、厳密には、上述のとおり港湾を守るための堤または津波を防御する堤を指す。一方、英語では breakwater というが、港湾だけでなく海岸を守る堤をも指す。日本語では、海岸を守る堤は離岸堤、消波堤と呼び、防波堤とは異なる機能・構造を持つ。しかし、一般的には英語と同様、海岸を守る離岸堤・消波堤も「防波堤」と呼称されることが多い。

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