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2014年度の東北運動記者会スポーツ大賞に、フィギュアスケート男子の羽生結弦選手

東北スポーツ大賞に羽生選手2年連続選出
 

 東北運動記者会(河北新報社など新聞・通信社20社、放送18社加盟)は1日付で、2014年度の東北運動記者会スポーツ大賞に、フィギュアスケート男子の羽生結弦選手(20)=ANA、宮城・東北高-早大=を選出した。羽生選手は2年連続3度目の受賞。


 羽生選手は昨年11月のグランプリ(GP)シリーズ中国杯で、練習中に他の選手と衝突し、頭部や太ももを負傷しながら健闘して2位。同12月のGPファイナルで2連覇、全日本選手権で3連覇を果たした。その後は腹部の手術などで2カ月もリンクを離れた。ことし3月の世界選手権では2連覇を逃したものの、2位と復活を遂げた。


 同スポーツ大賞はことしで14回目。前年度に活躍した東北ゆかりのアマチュア選手・チームを対象に、加盟社が2票ずつを投じ、最多得票者を表彰する。羽生選手は9票を集めた。


 2位は7票を得たフィギュアスケート女子の本郷理華選手(18)=中京大、仙台市出身=。本郷選手は昨年11月にGPシリーズのロシア杯でGPシリーズ初優勝を飾り、同12月の全日本選手権で2位、ことし2月の四大陸選手権で3位に入るなど躍進した。

 

★羽生 結弦(はにゅう ゆづる、1994年〈平成6年〉12月7日 - )は、宮城県仙台市泉区出身の日本人フィギュアスケート選手(男子シングル)。愛称は「ゆづ」。全日本空輸 (ANA) 所属。

主要な戦績として、2014年ソチオリンピック男子シングル優勝。2014年世界選手権優勝。グランプリファイナル二連覇(2013年-2014年)。全日本選手権三連覇(2012年-2014年)。

人物

仙台市立七北田小学校、仙台市立七北田中学校、東北高等学校を経て、早稲田大学人間科学部人間情報科学科通信教育課程(eスクール)在学中。

名前は「弓の弦を結ぶように凛とした生き方をして欲しい」と父が命名した。

 

演技前に必ず行う胸の前で十字を切るような動作は、実際には「士」の形を描いており、「ジャンプの回転軸と両肩を平行に保つ意識を確認する自己流のおまじない」である。

 

2歳の頃から喘息(ぜんそく)の持病があり、スケートを始めた当初の目的も喘息を克服することにあった。

 

肺を大きく開いて息を吸い込むことができないため、長年体力や持久力の面で劣ると指摘されてきたが、投薬治療、吸入薬、鍼治療、冷気を避けるためのマスク着用などの対策を続け、改善されつつある。

 

尊敬する選手はエフゲニー・プルシェンコ、ジョニー・ウィアー、荒川静香。 荒川は同じアイスリンク仙台で育ち、東北高、早稲田大でも先輩にあたる。彼女の得意技であるレイバック・イナバウワーを自身の演技に取り入れ、荒川へのリスペクトを示している。

 

2002年ソルトレイクシティ五輪での演技を見て以来、エフゲニー・プルシェンコに心酔し、技の手本とするに留まらず、彼のマッシュルームカットまで真似した時期もある。


また、彼の得意技であったビールマンスピンを自身の演技に取り入れ、リスペクトを示している。これに対し、プルシェンコも羽生を賞賛する言葉を数々述べている。ジョニー・ウィアーも幼少期から憧れの選手に挙げており、現在いくつかの衣装デザインを手掛けてもらっている。

スケート技術
2種類の4回転ジャンプ(トウループとサルコウ)を跳ぶが、最大の武器は確実に加点の付くトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)である。
踏み切り直前に「カウンター」と呼ばれる難しいターンを行ったり、両足のつま先を外側に向けたスプレッドイーグルから踏み切るトリプルアクセルは、常に2~3点のGOE(出来栄え点)がつく。


特に基礎点が1.1倍となる演技後半に組み込んだトリプルアクセルからのコンボは、4回転以上の強力な得点源となっている。フリップは踏み切りがアウトサイドになる癖がありエッジエラーの判定を受けていたが、2011-2012シーズンより矯正に成功した。

 

スピンへの評価も総じて高く、殆どが最高評価の「レベル4」がつく。元々のスピンの速さとポジションの美しさに加え、回転しながら指先や腕などを動かすことでオリジナリティーを出し、プログラムの構成難易度を上げる工夫を行っている。


特に、柔軟性の高さを生かしたビールマンスピンやドーナツスピンなどを、積極的に演技に取り入れている。レイバックイナバウアーやハイドロブレードも得意。

新たな4回転ジャンプや、4回転の連続ジャンプにも挑戦している。アクセルは4分の1アンダー(回転不足)で転ぶくらいで、ある程度は回れる段階まできている。 4回転ループは2014年4月9日のショーで初めて成功させた。大会で認定されれば史上初となるが「まだ成功率が低いため、現段階では演技に取り入れる予定はない」と語っている。また練習では4回転ルッツもおりているとのことである。


 2015年4月19日の国別対抗戦におけるエキシビションのフィナーレでは、4回転ループ-3回転アクセルを成功させた。

年月日: 1994年12月7日(20歳)
出生地: 宮城県仙台市泉区
身長: 171 cm
体重: 56 kg
コーチ: ブライアン・オーサー(2012-)
トレイシー・ウィルソン
元コーチ: 阿部奈々美(-2012)
都築章一郎、松田達義、関徳武
武者愛
振付師: ジェフリー・バトル
デヴィッド・ウィルソン
元振付師: 関徳武
阿部奈々美
ナタリア・ベステミアノワ
イゴール・ボブリン
所属クラブ: 全日本空輸(ANA)
ISU パーソナルベストスコア
トータルスコア: 293.25 2013 GPファイナル
ショートプログラム: 101.45 2014 ソチ五輪
フリースケーティング: 194.08 2014 GPファイナル

 
獲得メダル

フィギュアスケート

オリンピック

金 2014 ソチ 男子シングル

世界選手権

銀 2015 上海 男子シングル
金 2014 さいたま 男子シングル
銅 2012 ニース 男子シングル

グランプリファイナル

金 2014 バルセロナ 男子シングル
金 2013 福岡 男子シングル
銀 2012 ソチ 男子シングル

世界ジュニア選手権

金 2010 ヒューズ 男子シングル

ジュニアグランプリファイナル

金 2009 東京 男子シングル

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