杜の都ふるさと便 

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 港町の夏を彩る「気仙沼みなとまつり」が1日、気仙沼市で開幕 復興・再生・祈り 「はまらいんや」

気仙沼みなとまつり開幕 熱気町を包む
 

はまらいんや踊りが港町に熱気を運び、真夏は全開


 
 港町の夏を彩る「気仙沼みなとまつり」(まつり委員会主催)が1日、気仙沼市で開幕した。初日は内陸部の田中前地区を会場に恒例の「はまらいんや踊り」を実施。東日本大震災からの復興にかける市民の思いを反映するように、踊り手の熱気が街に広がった。


 「はまらいんや」は、この地方の言葉で「一緒に参加しましょう」の意味。中高生や職場のグループなど57団体の約3200人がそろいの法被やTシャツなどに身を包み、勇壮な太鼓のリズムに乗り群舞した。


 同市中井小は震災後、多くの行事を自粛していたが5年ぶりに参加した。
 最終日の2日は、街頭パレードが震災前の会場だった三日町、八日町、南町で5年ぶりに行われる。

夕方からは港町臨港道路特設会場で打ちばやし大競演、船で太鼓演奏する「海上うんづら」、2400発の海上打ち上げ花火などがある

 

★気仙沼市(けせんぬまし)は、宮城県北東端の太平洋沿岸に位置する都市である。

面積
332.44km²
 

総人口
65,622人
 (推計人口、2015年5月1日)

人口密度
197人/km²


面積
332.44km²
 

総人口
65,622人
 (推計人口、2015年5月1日)

人口密度
197人/km²

概要
当市域はかつて本吉郡に属していたが、北側に隣接する岩手県沿岸南部の気仙郡地域(大船渡市・陸前高田市ほか)とは古くから一つの地域圏を形成しており、江戸時代には同じ仙台藩に属していた背景から方言も近似する。現在でも県境を越えた交流が深く、当市は三陸海岸南部の商業拠点となっている。また、変化に富んだリアス式海岸の観光も発展している。

特定第三種漁港の気仙沼漁港を初めとした市内の各漁港は、三陸海岸での沿岸漁業・養殖漁業、世界三大漁場「三陸沖」での沖合漁業、さらに世界の海を対象にした遠洋漁業の基地として機能し、関連する造船から水産加工までの幅広い水産業が立地する。

このような背景から当市は、気仙沼都市圏の中心市としての買物客の集客や各地から訪れる観光客に加え、カツオを追って北上してくる千葉県・高知県・宮崎県などの漁船、サンマを追って南下してくる北海道などの漁船に乗った日本各地の漁民が行き交い、遠洋漁業の外国人乗組員や水産加工に従事する外国人研修者が働き、特産のフカヒレを買い求める中国人バイヤーなどが訪れる、常住人口に比して交流人口が多種多様な県内有数の交流拠点の1つである。名物の1つである「気仙沼ホルモン」は、このような人々の広域な交流と産業背景から生み出されたものとして知られる。

2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)では、地震そのものの被害に加え、津波・火災・地盤沈下によって大きな被害を受けた。

地理

宮城県の北東端に位置し、東は太平洋に面する。東部の唐桑地区から気仙沼地区にかけては、三陸の他地域と同様にリアス式海岸が特徴的である。同じリアス式海岸でも当地方では岩手県沿岸と比較して標高が低くなだらかな丘陵が多い。唐桑半島と岩井崎の間では、深く入り組んだ海岸線が波の穏やかな気仙沼湾を形成し、湾内には大島が浮かぶ。本吉地区に入ると穏やかな海岸線が見られるようになる。

三陸沖の黒潮の影響によって冬は比較的温暖であるが、夏はやませの影響で冷涼である。

山地
安波山、亀山(大島)、早馬山、手長山、熊山、君ヶ鼻山、徳仙丈山、長の森山、田束山、大神宮山
最高点:大森山(760m。岩手県一関市境)

河川
大川、神山川、鹿折川、面瀬川、八瀬川、松川、金成沢川、二十一川、津谷川、馬籠川、沖の田川

観光地・祭事
レジャー
休暇村気仙沼大島
大谷海水浴場
小泉海水浴場

観光
リアス・アーク美術館 :石山修武設計。
大島 十八鳴浜(くぐなりはま)
小田の浜海水浴場

お伊勢浜海水浴場
竜舞崎
岩井崎
内湾
神明崎
安波山
唐桑半島ビジターセンター
巨釜半造
御崎 (宮城県)
大理石海岸
徳仙丈山 :ツツジの群生地。
市民の森
田束山 田束経塚群

大谷鉱山 気仙沼市大谷鉱山歴史資料館

はまなすステーション
モーランド本吉
氷の水族館

祭り
徳仙丈つつじ祭り
気仙沼みなとまつり :海の道、内湾、ほかにて、8月第1日曜とその前日に開催。 初日のイベント :大はまらいんや踊り
2日目のイベント :街頭パレード、打ちばやし大競演、海上うんづら、花火大会、ほか。

小泉川夏祭り
けせんぬまサンマまつり :船員憩いの広場(朝市広場)にて、9月第3日曜に開催。
お米フェスティバル :気仙沼市民の森にて、10月第2日曜に開催。
気仙沼地方産業まつり :気仙沼市魚市場にて、10月第4土曜・日曜。
本吉町産業まつり
気仙沼市民文化祭 :気仙沼市民会館・中央公民館ほかにて、10月中旬から11上旬にかけて開催。
田束山石像公園祭り
大谷シーサイドフェスタ
マンボウサンバ大会
気仙沼市長杯サーフィンコンテスト
羽田のお山がけ :旧暦8月15日・16日、2000年(平成12年)12月27日、国の重要無形民俗文化財指定。
早稲谷鹿踊り
新城田植踊
廿一田植踊
山田大名行列 :市指定無形文化財。

●東日本大震災
2011年(平成23年)3月11日、マグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震が発生し、気仙沼市赤岩で震度6弱、本吉町および笹が陣で震度5強を記録した。
大津波とそれによって流出した石油の引火による広域火災も発生し、被害は甚大なものとなった。
4月3日:この津波が気仙沼湾の海底を最大10m削ったとする調査結果を、大阪市立大学の原口強准教授(地質工学)率いる研究チームが発表した。
4月9日:この時点で気仙沼市は、死者690人、行方不明者1,531人、避難者8,884人。

4月14日:GPS(全地球測位システム)を用いた国土地理院の調査の結果、岩手県・宮城県・福島県の広範な沿岸地域において、この地殻変動による著しい地盤沈下があったことが明らかとなった。

特に岩手・宮城両県境付近の変動量は大きく、最大は牡鹿半島(宮城県石巻市域)の-120 cm、次いで陸前高田市小友町西の坊が-84cmで市街地中最大、石巻市(宮城県)が-78 cm、そして気仙沼市は-76 cm、大船渡市は-73cmであった。

 

復興屋台村・復興商店街

東日本大震災被災により、気仙沼市全域の飲食店の7割が津波により店舗を失った。気仙沼市では被災を受けた飲食店の仮設店舗集合施設が市内各所に設けられ、事業再開に向けた活動が行われている

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