杜の都ふるさと便 

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宮城県南三陸町で50回目福興市が27日開催 ゆでタコを無料で振る舞い、餅まきも実施

50回目福興市が27日開催 開催を記念して感謝の餅をまいた


 東日本大震災で被災した宮城県南三陸町で毎月恒例の「福興市」が27日、同町志津川の南三陸ポータルセンター前であった。

2011年4月の開始以来、50回の節目を迎えた今回は「タコまつり」と題して、地元産タコを使った料理で来場者をもてなした。

 町内の商店など22店が並び、タコのかき揚げや串焼きのほか、採れたてのマダコを販売。実行委員会は50回を記念して、ゆでタコを無料で振る舞い、餅まきも実施した。

 タコのしゃぶしゃぶを味わえるコーナーが、特に人気を集めた。川崎市の大学4年さんは「こんなにプリプリしたタコは食べたことがない」と満足そうにほおばった。

 全国ぼうさい朝市ネットワークに所属する全国の商店街は、福興市に欠かさず出店してきた。

30回以上の参加者さんは「親戚に会いに来る気持ちで取り組んでいる。ここで深まった交流を大切にし、これからも続いてほしい」と話した。

 山内正文実行委員長は「福興市から町の復興が始まり、復興のシンボルになった。100回を目指して頑張りたい」と話した。


★南三陸町(みなみさんりくちょう)は、日本の宮城県北東部に位置し、太平洋に面する町である。いわゆる「平成の大合併」における志津川町と歌津町の合併によって2005年(平成17年)に誕生、現在本吉郡に属する唯一の町となっている。

面積
163.40 km²

総人口
13,620人
(推計人口、2015年5月1日)

人口密度
83.4人/km²
地理

宮城県の北東部、本吉郡の南部に位置し、志津川湾、伊里前湾に面する町。湾内には椿島、竹島、船形島、野島などの島があり、リアス式海岸特有の優れた景観を持つ。沿岸部一帯は三陸復興国立公園の指定を受けている。

西・北・南西は北上山地の支脈に連なっており、町土の70%以上は森林である。

リアス式海岸の地形的な特性から津波の影響を受けやすく、近世以前においては平安前期の貞観地震(869年)にともなう大津波など、近代以降では、1896年(明治29年)の明治三陸大津波、1933年(昭和8年)の昭和三陸大津波、1960年(昭和35年)のチリ地震津波によって大きな被害を受けている。

そのため、沿岸部には、防波堤や防潮堤、水門などが設置されている。しかし2011年(平成23年)、東北地方太平洋沖地震によって被災し(東日本大震災)、特に大津波による被害は甚大となった。

この地殻変動は先の貞観地震以来1141年余りを経て繰り返された現象と見なされている。 また、この地殻変動によって当地域内の志津川地区の地盤は、水平方向に442cm、垂直方向にマイナス75.27cm移動したことが、GPS(全地球測位システム)を用いた国土地理院測地観測センターによる分析の結果、明らかとなった

隣接する自治体

•気仙沼市:北部で隣接。
•登米市:西部で幅広く隣接。
•石巻市:南部で隣接。

●名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
•田束山:cf. a, 田束山信仰
•神割崎 ◦神割崎キャンプ場(神割崎オートキャンプ場)

•椿島:国の天然記念物「椿島暖地性植物群落」(1966年)がある。
•入谷八幡神社(いりや はちまんじんじゃ):天武天皇元年- 14年(672- 685年)の創建。入谷水口沢に所在。
•樋の口不動尊(ひのくち ふどうそん):田束山麓の樋の口地区にある荒澤不動尊で、円仁(慈覚大師)の作と伝えられる不動明王像を祀る。創建年代は平安時代以後。つつじまつり(5月下旬開催)。
◦入谷打囃子(いりやうちばやし):宮城県指定無形民俗文化財。

•荒澤神社:別名「滝不動」。貞観年間(859- 877年)に大和国(現・奈良県)にある龍田神社の分霊を祀り創建という。志津川袖浜に所在。 ◦太郎坊杉(太郎坊の杉):荒澤神社境内にある、推定樹齢約800年・樹高約42m・根周り11.7mの杉の巨木。1955年(昭和30年)宮城県指定天然記念物。
◦次郎坊杉(次郎坊の杉):荒澤神社境内にあった杉の巨木。1958年(昭和33年)の狩野川台風で倒壊し、失われた。

•須賀神社
•春日神社
•戸倉神社
•全慶寺
•金秀寺
•大雄寺
•行者の道遊歩道
•坊ァ墓

南三陸町の成人式は毎年夏、それも基本的に終戦の日に行う。これは旧・歌津町、志津川町時代からの名残である。過去に一度、他の多くの地方自治体と同じように1月に行う案も浮上したが、その年の新成人達から反対の声が挙がり、現在も夏のままである。戦没者への黙祷などをするためか、近年問題となっている新成人のモラルの低下による七五三現象などは見られない。
•志津川のモアイ

共にチリ地震津波(1960年)の被災地であるということでチリと縁を持つ宮城県志津川町(現・南三陸町)では、友好のシンボルとして、チリで作られたモアイのレプリカを輸入し、1991年(平成3年)7月、志津川湾に面する公園(チリプラザ)に設置した。詳しくは別項「モアイ#日本にあるモアイ」を参照のこと。※ただし、東日本大震災被災前。
•歌津魚竜館 :魚竜の一種・ウタツサウルスなどの化石を所蔵。※ただし、東日本大震災被災前。
•ひころの里:志津川町の入谷地区(現・南三陸町志津川入谷)に造られた観光施設。
•長須賀(ながすか)海水浴場
•袖浜海水浴場(サンオーレそではま)
•長清水海水浴場
•志津川海洋青年の家
•水郷生活センター
•平成の森 ◦平成の森しおかぜ球場

 


ゆかりのある著名人
出身著名人
•まきのめぐみ :歌謡歌手。1978年、歌津町(現・南三陸町歌津地区)生まれ。現在、南三陸町の夢大使(観光大使)の一人。
•佐藤芳之:ケニアの実業家。
•佐藤英敏:作曲家。
•阿部龍:ホッカイドウ競馬所属の騎手。

 

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