杜の都ふるさと便 

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高橋礼華選手(26)と松友美佐紀選手(24)の「タカマツペア」の祝勝会が5日、仙台市にある母校の聖ウルスラ学院で行われる

リオデジャネイロ五輪のバドミントン女子ダブルスで金メダルを獲得した高橋礼華選手(26)と松友美佐紀選手(24)の「タカマツペア」の祝勝会が5日、仙台市にある母校の聖ウルスラ学院で行われ、児童・生徒ら計約1400人が両選手の活躍をたたえた。

 高橋選手は「何事でも、努力すれば結果はついてくる。私たちの試合を見て、何かを感じてくれたらうれしい」とあいさつ。松友選手は「目標を諦めないで、いろいろなことを追いかけてほしい」と後輩へエールを送った。高校3年の前川一成さん(18)は「プレッシャーの中に置かれていても逆転して勝つ姿を見て、日頃の努力の大切さを学んだ」と話した。同学院からは2人に特別栄誉賞が授与された。


 祝勝会後の記者会見で、高橋選手は「おめでとうございますと言われ、金を持って帰ってくることができて良かったと思った」と話し、松友選手は「久しぶりに母校を訪れると、今まで本当に多くの人たちに支えてもらったと実感した」と充実した表情だった。

 仙台市は5日、市民に感銘を与え、市のイメージアップに貢献したとして、2人に「賛辞の盾」を贈呈した。宮城県も県民栄誉賞を授与した。

 高橋・松友両選手は聖ウルスラ学院英智高バドミントン部に所属し、高橋選手が高校2年の時、1年後輩の松友選手と初めてペアを組み、タカマツペアが誕生した。


● 仙台市は19日、リオデジャネイロ五輪バドミントン女子ダブルスで金メダルを獲得した高橋礼華(26)、松友美佐紀(24)両選手と、卓球女子団体で銅メダルを獲得した福原愛選手(27)=ANA、仙台市出身=に「賛辞の楯(たて)」を贈ると決めた。

 贈呈式の日程は調整中。賛辞の楯は芸術や文化、スポーツで優れた功績のあった市ゆかりの個人や団体が対象で、これまで40組に贈られた。福原選手には、前回ロンドン五輪の卓球女子団体で銀メダルを獲得した際にも贈呈した。

 日本バドミントン史上初の金メダルに輝いた高橋、松友両選手について、奥山恵美子市長は「高校在学中からコンビとしてお互いを支え合い、切磋琢磨(せっさたくま)してきた絆が最高の結果を引き寄せたと思う」と祝福するコメントを出した。
 市は19日、高橋、松友、福原3選手のメダル獲得をたたえる看板を市役所本庁舎の正面玄関に設置した。

●宮城県は19日、リオデジャネイロ五輪バドミントン女子ダブルスで金メダルを獲得した高橋礼華(26)、松友美佐紀(24)両選手に県民栄誉賞を贈る方針を固めた。
 県民栄誉賞は文化、スポーツなどの分野で輝かしい功績を挙げ、県民に希望と活力を与えた人物や団体に贈られる。ソチ冬季五輪のフィギュアスケート男子で日本初の金メダルを獲得した仙台市出身の羽生結弦選手(2014年)やプロ野球の日本シリーズを制した東北楽天、24連勝を果たした元東北楽天の田中将大投手(いずれも13年)ら1団体6人が受賞している。
 県は同日、庁舎の窓に高橋、松友両選手の金メダル獲得を祝うメッセージを掲げた。村井嘉浩知事は「高校時代を宮城で過ごした2人が、大きなプレッシャーの中で金メダルを獲得できたのは高い技術と精神力を示した結果。2人の活躍は県民に多くの元気と笑顔を与えてくれた」との談話を出した。


●松友 美佐紀選手(24)の地元・徳島で行われた凱旋パレードは、阿波(あわ)踊りを先頭に、2人がオープンカーに乗って登場した。
凱旋パレードは2度目で、9月10日に、高橋礼華選手(26)の地元・奈良で開催された時は、みこしでパレードを行っていた。
この時は、高橋選手が奈良の県民栄誉賞を受賞、松友選手は特別功労賞を受賞した。
そして、27日は、仲よく入れ替わるように、松友選手が徳島の県民栄誉賞を受賞、高橋選手が特別功労賞を受賞した。

 

 

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