杜の都ふるさと便 

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東京都の小池知事は10月15日、新たな開催候補地、宮城県登米市の「長沼ボート場」を訪れ宮城県 村井嘉浩 知事PR

東京オリンピック・パラリンピックのボート・カヌー会場の見直し問題で、東京都の小池知事は15日、新たな開催候補地、宮城県登米市の「長沼ボート場」を訪れました。
 
 長沼ボート場での開催については、大会組織委員会が交通事情やコスト増大の懸念など9つの問題点を挙げて難色を示していますが、村井知事は小池都知事に対し、「会場の整備費用は都の試算(約350億円)を下回る200億円ほどで収められる見込み」と説明。被災地での開催に強い意欲を示しました。

 「被災地が注目されていることに、皆さん希望を膨らませているのではと受け止めた。東京都として選択をしっかりと定めていきたいと思う」(東京都 小池百合子 知事)


小池知事が宮城・長沼ボート場を視察

 「小池知事には、長沼の良い面がしっかりインプットされたのではないかと思います」(宮城県 村井嘉浩 知事)

 また、小池都知事は、村井知事が選手村として再活用を提案している登米市内の仮設住宅にも足を運びました。

 「世界中からの多くの支援をいただいてきたわけですね。我々の誠心誠意のですね、おもてなしを持って、(災害時の支援の)お返しができるんじゃないかという風に思いまして、ですからここにそういう意味でも来ていただきたいですよね」(登米市民)

 視察したのは、2世帯分を1部屋にリフォームした選手村のモデルルーム。11畳のリビングダイニングが備えられていて、バリアフリーにも対応しているとの説明を受けました。

 ところで、小池都知事が会場見直し案が発表される前に村井知事と話し合っていたことをめぐり、大会組織委員会が、「水面下でほかの県知事と話し合うのは、極めて不透明なやり方」と反発していることに対して、村井知事はこう反論しました。

 「決して小池知事と私が水面下でいろいろ話をしたということではなくて、あれを聞いて非常に私は組織委員会に不信感を持ちましたね、逆にね。結局、なんでもかんでもいちゃもんをつけてるようにしか見えないですね。あれじゃ、オリンピックうまくいかないんじゃないかと思いますよ」(宮城県 村井嘉浩 知事) 

東京オリンピック・パラリンピックの会場見直し問題をめぐり、宮城県の村井知事は、小池都知事とのやり取りを「不透明」と指摘した大会組織委員会に対し、「何でもいちゃもんをつける」と強く批判しました。
 15日は小池都知事がボート・カヌー会場の新たな候補地、宮城県登米市の長沼ボート場を視察しました。

 村井知事が会場の整備費用は都の試算を下回る200億円ほどで収まるとの見通しを説明したのに対し、小池都知事は「都としての選択をしっかり定めたい」と述べました。

 一方で、村井知事は、会場見直し案が発表される前に小池都知事と話し合っていたことを、大会組織委員会が「水面下での話し合いは極めて不透明」と反発したことについて、こう批判しました。

 「あれを聞いて非常に私は組織委員会に不信感を持ちましたね、逆にね。結局、なんでもかんでもいちゃもんをつけてるようにしか見えないですね。あれじゃ、オリンピックうまくいかないんじゃないかと思いますよ」(宮城県 村井嘉浩 知事)


東京五輪・パラリンピックのボートなどの会場変更問題を巡り、村井嘉浩宮城県知事は15日、組織委員会が県長沼ボート場での代替開催の検討過程を「極めて不透明なやり方」と非難したのに対し、「被災者をいじめているとしか思えない。情けない」と厳しく批判した。

 組織委員会は、小池百合子東京都知事と村井知事が都の調査チームが会場見直しを公表する前の9月13日に会談したことを「水面下で代替開催を打診した」と指摘。今月14日に「自ら国内関係者と調整を行っている」などと責める声明文を出した。

 村井知事は9月13日の会談での打診を否定し、「水面下で話し合ったことなどない」と反論。「組織委員会に不信感を持った。これではオリンピックはうまくいかない。もっと堂々とした大人の対応が必要だ」と怒りをあらわにした。

2020年東京五輪・パラリンピックのボート、カヌー・スプリント会場の代替地に宮城県長沼ボート場(登米市)が挙がっていることに関し、達増拓也岩手県知事は17日の定例記者会見で「一つのアイデアとしてあり得る」と歓迎した。

 達増知事は「長沼は岩手との県境に近く、観客が岩手の宿泊施設を利用したり、観光に立ち寄ったりすることも考えられる」と波及効果に言及した。

 19年のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の会場の一つに釜石市が選ばれていることに触れながら「大規模で国際的なスポーツ大会が東日本大震災の被災地で開催されるのは非常にいいことだ」と強調し、長沼ボート場での五輪実施に期待した。

 

★長沼ボート場


東京オリンピック!宮城県登米市・長沼ボート場に!!

宮城県では平成2年の全国高等学校総合体育大会を契機に長沼漕艇場を設置しました。また、第56回国民体育大会に合わせて全国選手権や国際大会も開催可能な「長沼ボート場」として整備しました。ボートコースは日本ボート協会A級コースとして認定されています。

1.所在地  
  〒987-0513
   登米市迫町北方字天形114-2
    TEL:0220-22-9511
2.概要
総事業費  137,412,000円
敷地面積  2,733.91平方メートル
施設     <長沼艇庫>
          開 設    平成元年10月
          敷地面積  2,202.02平方メートル
          建築面積    938.61平方メートル
          構造     鉄骨造  平屋建
          設備     艇庫(収容能力58艇)、トレーニング室、会議室、更衣室
        <ボートコース>
          開設     平成10年4月
          設備     延長2000m、幅13.5m、8コース
                   (日本ボート協会A級コース認定)
        <判定塔> 
          開設     平成10年4月
          面積     建築面積51.10平方メートル  延床面積88.59平方メートル
          構造     鉄筋コンクリート造 3階建
3.利用案内
利用時間  会議室及びトレーニング室
          4月1日から10月31日  午前9時~午後9時まで
          11月1日から3月31日  午前10時~午後9時まで
        会議室及びトレーニング室を除く全施設
          4月1日から10月31日  午前6時~午後7時まで
          11月1日から3月31日  午前10時~午後5時まで

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