杜の都ふるさと便 

東日本大震災の復興・再生を祈願してみちのく&杜の都のニュースや話題等お伝えしています。

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気仙沼大島大橋(鶴亀大橋)で「橋上ウォーキング」が30日に行われる。

宮城のライフライン2題

東日本大震災の復興道路として国が整備している三陸沿岸道路の歌津インターチェンジ(IC、宮城県南三陸町)―小泉海岸IC(同県気仙沼市)の10キロが2月16日、開通した。この延伸で、県最北端の気仙沼市仙台市と直結。首都圏へのアクセスが向上し、特産の水産物の輸送速度向上や観光客の増加が期待される。

南三陸町で開かれた式典には、国土交通省や地元の関係者らが出席。石井啓一国交相は「物流や周遊観光に大きく貢献し、沿岸地域の復興、まちづくりを力強く後押しすることを期待している」とあいさつした。


この日は、気仙沼市内の本吉津谷IC―大谷海岸IC間の4キロも開通した。
三陸沿岸道路は仙台市から青森県八戸市までの沿岸部を結び、総延長は359キロ。今回の開通で、66%に当たる238キロが整備済みとなった。気仙沼市の一部と、青森、岩手両県に未開通区間が残っており、国は2020年度の全線開通を目指している。

 

気仙沼市の本土と離島・大島を結ぶ「気仙沼大島大橋(鶴亀大橋)」(長さ356メートル)が4月7日に開通するのを前に、市は30日、完成した橋を歩いて見学する記念イベントを開いた。大島と本土側・浦島地区の子どもから高齢者まで約300人が参加し、数日後に迫った開通に期待を膨らませた。

 気仙沼市の離島・大島と本土を結ぶ「気仙沼大島大橋」が来月7日に開通するのを前に、島民らが橋を歩いて渡る「橋上きょうじょうウォーキング」が30日に行われた。

 島民の要望を受け、県や同市が企画。大島と対岸側の浦島地区の住民ら計約300人が参加した。長さ356メートルの橋の上はこの日、寒風が吹き付けたが、参加者たちは気仙沼湾に養殖イカダが浮かぶ眼下の様子や大島を写真に収めるなどしながら、ゆっくりと歩を進めていた。

 大島と本土を結んでいる定期船は、1時間に1便ほどしかなく、同橋が開通すれば、通勤や通学、買い物などの利便性も格段に向上する。島民にとって、1967年に県の「県勢発展計画」で構想が掲げられて以来の悲願と言える。
 大島に住む主婦さん(86)はつえをつきながら20分間かけて橋を渡り終えると、「橋からの景色を目に焼き付けた。生きているうちに渡れて良かった。念願かない、冥土めいどの土産になるねえ」と、笑顔を見せていた。


◆大島架橋事業で整備を進めてきました気仙沼大島大橋は,平成31年4月7日(日曜日)に開通します。
宮城県東日本大震災からの「復興のシンボル」と位置づけ、整備を進めてきた同県気仙沼市本土と離島の大島を結ぶ「気仙沼大島大橋」について、4月7日に供用を始めると発表した。東北では初めての離島への架橋となる。
 大島地区の人口は約2500人。震災時には長期間、孤立を余儀なくされた。県は平成23年度に架橋事業(事業費約270億円)に着手。32年度までに同市本土と大島を結ぶ約8キロを整備する計画で、今回は同橋(約356メートル)を含む5・5キロ区間(本土側の浪板橋-大島磯草間)の供用が開始される。同橋はアーチ橋で昨年11月に工事が完了。


☆彡「橋上きょうじょうウォーキング」
【概 要】
1 日 時 3月30日(土) 午前9時50分~午後3時

2 会 場 気仙沼大島大橋

3 内 容 橋の見学として橋上をウォーキングしていただきます(往復)

 

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