杜の都ふるさと便 

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村田淑恵さんご当地アイドル「みちのく仙台ORI☆姫隊」率いて被災地を訪れ復興支援

村田淑恵さんご当地アイドル率いて復興支援 社会貢献通じ成長願う
 


◎みちのく仙台ORI☆姫隊代表 村田淑恵(むらた・よしえ)さん

 

 ご当地アイドル「みちのく仙台ORI☆姫隊」。被災地を訪れ、イベントで歌って踊る女の子11人のユニットだ。会を結成し、代表としてメンバーを率いる村田淑恵さん(54)=宮城県七ケ浜町=の頭にあるのは「社会貢献」の4文字。「復興支援を通じて人の役に立ち、活動を通じてメンバーも成長する」。それが目指す復興支援アイドルの姿だ。

<毎日レッスン>
 仙台・定禅寺通のケヤキ並木を見下ろすスタジオ。月曜を除くほぼ毎日、学校を終えた小6から高3までのメンバーが集まり、歌や踊りのレッスンをする。
 ご当地アイドルと称されるユニットは全国におよそ1000。宮城だけでも10以上ある。
 「みちのく仙台ORI☆姫隊が他と違うのは、単に人気を集めるアイドルではなく、人の役に立つ活動がメーンだということ」。真っ先にそう説明する。
 いわき市での復興支援チャリティーイベント開催、仙台市宮城野区高砂1丁目の仮設住宅慰問、国連防災世界会議へのアシスタント参加、七ケ浜町の仮設店舗での豆まき…。ことしに入ってからの活動を振り返っただけでも被災地支援の活動がずらり。多くの会場で募金を集めては、震災復興や環境保全などのため寄付している。活動の4分の3は無償のボランティアだ。

 もともとは「よさこい」の衣装をはじめとしたイベントウエアなどの製造販売会社の役員。震災直後、国内外の友人や取引先などから寄せられた多くの支援物資を配りながら、被災した女の子たちと話をした。


 絶望的な空気の中で、若い子たちが口にしたのは「アイドルになりたい」という夢。折しもご当地アイドルブームだった。
 「仕事柄、それならノウハウを持っている」と、被災した女の子6人でユニットを立ち上げた。震災4カ月後だった。


 「支援をもらいっ放しにするのではなく、自らが受けた善意を、何かの形で社会にお返ししないといけない」。そんな強い思いを抱いていたことが、単なるご当地アイドルではなく、復興支援アイドルという性格付けにつながった。


 2人の娘を育てた母親として「自立した女性を育てること」を大切にしてきた。だから、「アイドル活動はメンバーの女の子たちが自ら学び、育っていくプロセス」だと考えてもいる。
 発売したCDは既に10枚。海外遠征も果たし、ご当地アイドルとしては大成功だろう。


 だが、社会貢献に終わりはない。「これからも郷土・仙台、東北の人の役に立つ喜びをかみしめながら、もっと活動の幅を広げていきたい」。この先、メンバーが成長し入れ替わっても、そんな理念は引き継いでいくつもりだ。