杜の都ふるさと便 

東日本大震災の復興・再生を祈願してみちのく&杜の都のニュースや話題等お伝えしています。

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宮城県内小中学校で夏休み最初の日曜日19日 国営みちのく杜の湖畔公園に大勢の家族連れ

 宮城県内ほとんどの小中学校で夏休み最初の日曜日となった19日、県内は高気圧の影響で気温が上昇。仙台管区気象台によると、県内の観測地点22カ所のうち16カ所で最高気温が30度を超える真夏日となり、仙台市で31.6度を記録した。
 涼を求めて、川崎町の国営みちのく杜の湖畔公園には大勢の家族連れが訪れた。広場では、水着姿の子どもたちが高さ約70センチほどの噴水で水遊びに歓声を挙げた。

 

★国営みちのく杜の湖畔公園

国営みちのく杜の湖畔公園(こくえいみちのくもりのこはんこうえん)は、宮城県柴田郡川崎町の釜房ダム湖畔にある、東北地方唯一の国営公園。正式略称は「みちのく公園」であるが、地元では「湖畔公園」等と略される場合もある。

概要

全国初めてのダム周辺環境事業として建設省(現・国土交通省)が着手した釜房湖畔公園は、1980年(昭和55年)に完成。広大な河川敷地に、球技広場や水の広場などの各種施設が整備された。翌年、釜房湖畔公園の趣旨を受け継いで事業着手されたのが、東北初の国営公園「国営みちのく杜の湖畔公園」である。南東北の主要都市、仙台市・山形市・福島市を20~50km圏内におく宮城県柴田郡川崎町に位置する。平成元年8月4日に「文化と水のゾーン」の一部、約62haを開園した。

奥羽山脈から出て太平洋・仙台湾に向けて東流する名取川水系碁石川の支流は、川崎盆地(川崎町の可住地の中心)の東部で陸前丘陵に阻まれ、北山と釜房山に挟まれた渓谷を碁石川となって流れ出る。この川崎盆地の全ての河川を集める碁石川を渓谷で堰き止めて造られた釜房ダムは、同盆地の東部一帯にダム湖である釜房湖を形成している。釜房湖には碁石川(太郎川)、北川、前川が流入しており、湖はこれらの3河川の上流方向(西方)に指状に湖面を広げている。みちのく公園は、これら西方に3指状に広がる湖面の間に入り込む2つの陸地の湖畔に整備された。

宮城県仙台市と山形県山形市の両県庁所在地を結ぶ国道286号沿いにあり、山形自動車道・宮城川崎ICも近い。

なお、当園の略称の「みちのく公園」は一般公募による命名であり、中学生時代に鈴木順子が応募した案が採用された。

施設

南地区が先行して開発・公開されている。後に「エコキャンプみちのく」をはじめとして北地区が公開された。北地区は現在も一部が開発中、更に2013年度(平成25年度)までに北地区と南地区の間、国道286号の北に東地区の開発・公開が予定されている。

南地区

初期に開発・公開された地区。地区名を付けずに「国営みちのく杜の湖畔公園」を言う場合は現在の南地区を指すことが多い。「文化と水のゾーン」となっている。
南ゲート
入口、入場ゲートを含む。時のひろば
彩のひろば
水のひろば
お花畑
水のひろばの北湖畔のひろば
わらすこひろば
憩いの森
いも煮会ひろば
旧ゲームのひろば。花木園
ふるさと村
東北の各県を代表する古い民家を移築復元、「ふるさと」の風景を創し出している。毎週末・祝日には、語り手による民話語りやそば打ち体験、こんにゃく作り体験などが行われている。多目的ホールふるふる


北地区

「健康と緑のゾーン」
エコキャンプみちのく
風の草原 風の草原

8haの広大な草原が特徴。森のドッグラン
多目的コート
健康ひろば


その他
みちのく公園休憩所 かもしか茶屋


南地区より国道286号、釜房湖寄りに存在する「みちのく公園休憩所」は有料施設の外、国道286号沿いにある施設で、国道286号から自由に入る事ができる。 また、「みちのく公園休憩所」周辺には無料で駐車できる駐車場が存在する。

マスコット
シカボー - オス
モシカ - メス

開園当初からの公式マスコット。パンフレットやホームページで採用されている他、着ぐるみも存在する。 カモシカがベースとなっている。カモシカは所在地である 川崎町 で「町の獣」として指定されている。

 

主催イベント

特に記載がないものは南地区で開催されている。
花のフェスティバル - 4月 - 5月
樹々のアート展 - 4月 - 5月
みちのくグリーンサム物語 - 5月 - 6月
ポピーまつり - 5月 - 6月
ふるさと村の夏まつり - 7月
ふるさと村の秋まつり - 9月
コスモスまつり - 9月 - 10月
新春ふるさとまつり - 1月
かまくらまつり - 2月
クリスマスローズまつり - 3月

熱気球体験搭乗会 - 随時
当初は南地区「湖畔の広場」で開催されていたが、北地区「風の草原」が公開されてからは「風の草原」で行われるようになった。「国営みちのく杜の湖畔公園」独自デザインによる熱気球が存在する。

アクセス

付近には電車が通っていないため、バスやタクシー等を用いる必要がある。

バス

南地区に近い路線を通る。北地区の路線は今のところ用意されていない。
路線バス - 宮城交通 仙台駅-川崎・野上かみ 「みちのく杜の湖畔公園入口」下車後徒歩。

一部は「みちのく杜の湖畔公園前」経由。南地区の南ゲート近くにバス停がある。仙台駅からは西口バスプール8番より。秋保線の一路線仙台駅より約60分観光アクセスバス - タケヤ交通 仙台駅東口-みちのく公園 (南口入口近くにバス停)
秋保温泉・里センター経由。一部は釜房ダム(釜房ダム管理所)にも停車。仙台駅からは駅1階の貸切バスプールから。仙台駅より66〜70分

北地区「風の草原」「エコキャンプみちのく」および南地区にそれぞれ駐車場が存在する。
山形自動車道 - 宮城川崎ICより国道286号を仙台方面へ約5分 ゴールデンウィーク等、駐車台数が多くなる場合は ボートピア川崎の駐車場を臨時駐車場として用いる場合がある。この場合はバスで公園まで代行する。


入場料金・時間等

北地区 エコキャンプみちのく は北地区内にあるが、別料金となっている。
入園料
大人 400円 団体 280円子供  80円 団体  50円 - 小学生・中学生年間パスポート 大人 4000円 子供 800円 - 発行より1年間有効※団体は大人子供合わせて20人以上。※6歳未満は無料。※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を提示した場合は無料
南地区と北地区は離れているが共通料金扱いとなっており、入場時の半券・駐車券を見せる事で別の地区にも無料で入場可能。
駐車料金
大型車 1020円 普通車 310円 二輪車 100円年間パスポート利用者は 普通車 250円 二輪車 80円開園時間
3月1日 - 6月30日、9月1日 - 10月31日 午前9時30分 - 午後5時11月1日 - 2月末 午前9時30分 - 午後4時7月1日 - 8月31日 午前9時30分 - 午後6時休園日
毎週火曜日。ただし火曜日が祝日の場合は水曜日が休園日12月31日、1月1日※以下の期間は休園日がなく毎日開園4月11日 - 5月31日7月20日 - 8月31日9月12日 - 10月31日
冬期は休園している感覚があるが、実際には冬期でも開園されている。ただし、北地区のエコキャンプみちのくは12月1日 - 翌年3月31日休業している。また、イベントにより北地区は一般利用としては休園となる事がある。

 

周辺
釜房ラドン温泉
金山温泉
湯田河温泉
ボートピア川崎
釜房天満宮
北野天満宮・葉たばこ神社
(廃止)バリハイセンター(1973年〈昭和48年〉12月24日開業)

その他、ゴルフ場がいくつかある。

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