杜の都ふるさと便 

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登米市は市内のスーパーなどで使える2割り増しの「プレミアム商品券」を24日から市役所各総合支所で発売

プレミアム商品券 24日から市各総合支所などで発売


登米市は市内のスーパーなどで使える2割り増しの「プレミアム商品券」を24日から市役所各総合支所で発売する。時間は午前9時から午後3時まで。プレミアム商品券は1セット1万2000円(1000円券12枚)分を1万円で販売する。小規模店舗専用4枚、大型店・小規模店共通8枚が1セットで4万セットを販売する。

 

★登米市

登米市(とめし)は、宮城県北部、岩手県との県境にある市である。いわゆる「平成の大合併」における登米郡8町と本吉郡津山町の合併によって2005年(平成17年)に誕生した。


面積
536.12km²
 

総人口
81,349人
 (推計人口、2015年2月1日)

人口密度
152人/km²

●概要

宮城県の北部に位置し、栗原市と本吉郡の間にあり、岩手県と境を接する。古くから米の名産地として知られる市である。冬には伊豆沼・内沼、市内中心部を流れる迫川などに多くの渡り鳥が飛来する。市名の読みは登米市(とめし)であるが、市内の登米町は(とよままち)と読む。世帯数 26,091世帯。(2004年2月28日)


●歴史
奈良時代以前からこの地には「遠山(とおやま)村」という村があり、これが「登米(とよま)」の語源である。蝦夷の抵抗が根強い地域であった。


1189年 奥州藤原氏滅亡。葛西三郎清重が現在の岩手県南から宮城県北上川流域を所領に封ぜられる。
鎌倉~戦国時代には葛西氏一族がこの地域を領有。登米寺池城に本拠をかまえる。


戦国時代末期、葛西氏は伊達氏から跡取り養子を迎えるなど、伊達氏と密接な関係をもった。のち、葛西領は「伊達の馬打ち」と呼ばれる“伊達氏の準領土”となった。伊達氏は葛西氏の軍事指揮権を掌握したが、徴税権は葛西氏が保持した。


1590年、東北地方の南半分を征服して“奥羽の覇者”となった伊達政宗は、豊臣秀吉に服属し、秀吉の“日本統一”が達成された。秀吉の奥州仕置により葛西氏は滅亡した。


1590年、葛西氏・大崎氏の旧臣らが秀吉の家臣である新領主・木村吉清親子の支配に抗し、葛西大崎一揆を起こした。この一揆を扇動したのが、秀吉の領土仕置きに不満を抱いていた伊達政宗である。一揆勢は木村親子の籠もる佐沼城を包囲。伊達政宗がこの一揆を扇動していたことが発覚。窮地に立たされた政宗は、秀吉の命令により「葛西大崎一揆」を鎮圧した。秀吉は政宗から先祖ゆかりの伊達郡や征服した会津地方などを没収し、その代わりに政宗に旧葛西領と旧大崎領を与えた。これにより、現在の登米市(とめし)は伊達領(本拠地:岩出山)の一部となった。


1601年、仙台藩の誕生により、現在の登米市は仙台藩の一部となった。伊達政宗の部将、白石宗実の子・白石宗直は政宗から「伊達」の姓を賜り、寺池城(旧・登米町(とよままち))に入って登米伊達氏の祖となった。


1606年、亘理定宗が政宗から「伊達」の姓を賜り伊達一門になったのに伴い、政宗の庶子・宗根が亘理家を相続し、現在の栗原市の高清水城(旧・高清水町)城主となった(高清水亘理氏)。のち亘理宗根は現在の登米市の佐沼城(旧・迫町)へ居城を移し、「佐沼亘理氏」の祖となった。
1663年 寺池館主伊達宗倫と涌谷館主伊達宗重との間に所領争い有り。後の寛文事件(伊達騒動)の火種となる。


1868年 戊辰戦争の敗北による仙台藩の大幅減封(62万石→28万石)により、登米郡は土浦藩取締地を経て涌谷県となる(のち登米県→一関県→水沢県→磐井県と変遷)。


1876年 宮城県に編入。旧仙台藩領が「仙台県」にならずに「宮城県」と改められたのは、明治新政府が仙台藩の雄藩のイメージを抹殺したためだといわれている。


1932年(昭和7年)新迫川開削着工
1938年(昭和13年)山吉田水門完成
1939年(昭和14年)新迫川完成


2005年(平成17年)4月1日 登米郡8町(迫町、登米町、南方町、東和町、中田町、豊里町、米山町、石越町)と本吉郡津山町が合併。市名は「登米」の語源である「とよま」ではなく、「登米(とめ)郡」の郡名からとって「登米(とめ)市」となった。これにより、登米郡は消滅


2005年(平成17年)11月1日 市章を制定
2007年(平成19年)6月 三陸縦貫自動車道桃生津山インターチェンジ開通
2007年(平成19年)10月 旧北上川河川敷に豊里水辺の公園が開園
2009年(平成21年)3月 三陸縦貫自動車道登米インターチェンジ開通
2010年(平成22年)3月 三陸縦貫自動車道登米東和インターチェンジ開通
2010年(平成22年)6月 豊里・津山渡船を廃止


2011年(平成23年)3月 東北太平洋沖地震により、被害を受けた。
2013年(平成25年)10月8日 登米市豊里町運動公園を会場に、宮城県シニアスポーツ大会が開催された。

 

●名所・旧跡

旧登米町周辺には明治時代の建造物が多く、「みやぎの明治村」と呼ばれている。

教育資料館(旧登米高等尋常小学校校舎)

水沢県庁記念館(旧水沢県庁庁舎)

寺池城

佐沼城址

警察資料館(旧登米警察署庁舎)

武家屋敷 春蘭亭

津島神社

後藤寿庵の墓

香林寺山門

山吉田水門

宮城柳津虚空蔵尊

 


●自然・名勝

野鳥観察館(伊豆沼・内沼)
鱒淵川一帯のゲンジボタル生息地

三滝堂
花菖蒲の郷公園

平筒沼ふれあい公園
北上川河川歴史公園

 

長沼フートピア公園 長沼ボート場(日本ボート協会A級コース 全日本社会人選手権大会会場)


●観光スポット

石ノ森章太郎ふるさと記念館

石ノ森章太郎生家

道の駅津山(もくもくハウス)

道の駅米山(あぐりパーク)

チャチャワールドいしこし

道の駅林林館

豊里水辺の公園

産直がんばる館

笑沢自然公園

 

●祭り・イベント
平筒沼ふれあい公園桜まつり
秋葉山神社まつり
日本一はっとフェスティバル
YOSAKOI&ねぷたinとよさと

ご当地マスコット
はっとン

●出身有名人
東東洋 - 江戸時代の絵師。仙台四大画家の一人
伊藤貞嘉 - 東北大学医学部教授
安斎桜磈子 - 俳人
石ノ森章太郎 - 漫画家
大友克洋 - 漫画家
門脇陸男 - 歌手
鎌田洋次 - 漫画家
佐々木更三 - 元日本社会党委員長
佐々木忍 - 岩手競馬騎手
佐々木徳夫 - 昔話収集家
佐藤史生 - 漫画家
シュガー佐藤 - 漫画家
千葉仁 - 剣道家、全日本剣道選手権大会を3度優勝、世界大会優勝
Noa - 女性シンガー
丸森仲吾 - 七十七銀行元頭取、仙台商工会議所元会頭
丸山権太左衛門 - 大相撲力士
熊谷金治

 

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