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本郷理華(仙台市出身 18歳)がフィギュアスケート四大陸選手権2015で3位 宮原知子は2位 米国のポリーナ・エドモンズが優勝

 

SP3位につけていた本郷理華(仙台市出身18歳)が合計177.44点で3位に入る

 

 

フィギュアスケート四大陸選手権(ISU Four Continents Figure Skating Championships 2015)は15日、韓国・ソウル(Seoul)で女子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、ショートプログラム(SP)で首位に立っていた宮原知子(Satoko Miyahara)は合計181.59点で2位、同3位につけていた本郷理華(Rika Hongo)が合計177.44点で3位に入った。米国のポリーナ・エドモンズ(Polina Edmunds)が合計184.02点で優勝を飾った。

他の選手が苦しむ中、安定したスケーティングを披露したエドモンズが予期せぬ優勝を飾った。

最後から4人目の滑走となったエドモンズは最初に3回転ルッツ、3回転トウループのコンビネーションをきれいに成功させた。次のコンビネーションでは不安定な面もあったが、その後は安定した演技を披露し、122.99点を記録した。

宮原はミスが目立ち、序盤は3回転フリップが両足での着氷となると3回転ルッツでは転倒し、FSの得点は116.75点にとどまった。宮原は昨年大会に続く銀メダルとなった。

本郷はダブルアクセル、シングルループ、トリプルサルコウのコンビネーションジャンプが失敗に終わり、FSを116.16点で終えた。

SPで2位につけた米国のグレイシー・ゴールド(Gracie Gold)は、合計176.58点で4位に沈んだ。

●本郷理華の話 メダルが取れるとは思っていなかったので、すごくうれしい。初めての世界選手権でも、思い切りやって力を出せれば、順位はついてくる

宮原知子の話 緊張した。もう少し思い切っていけたら良かった。完璧にやれば優勝できたかなと思うので、すごく悔しい。


●永井優香の話 80パーセントくらい満足。考えすぎずに思い切りやろう、と思った。シニア(の選手)と一緒に滑れて、すごく自信になった。



フィギュアスケート四大陸選手権(ISU Four Continents Figure Skating Championships 2015)【結果】宮原は2位、本郷が3位、永井は6位 優勝はエドモンズ

順位 選手名 国名 得点
1位 ポリーナ・エドモンズ usa米国 184.02
2位 宮原知子 jpn日本 181.59
3位 本郷理華 jpn日本 177.44

4位 グレイシー・ゴールド usa米国 176.58
5位 李子君 chn中国 175.92
6位 永井優香 jpn日本 168.09
7位 ガブリエル・デールマン canカナダ 167.09
8位 サマンサ・シザリオ usa米国 166.76
9位 パク・ソヨン kor韓国 163.75
10位 アレイン・チャートランド canカナダ 161.22
11位 キム・ヘジン kor韓国 147.30
13位 チェ・ソンジュ kor韓国 139.09
14位 ベロニク・マレー canカナダ 130.15
15位 メリッサ・ブランハギ phiフィリピン 126.32
16位 アリソン・クリスタル・ペルティケート phiフィリピン 115.87
17位 ブルックリー・ハン ausオーストラリア 114.02
18位 イサドラ・ウィリアムズ braブラジル 113.96
19位 レイナ・ハムイ mexメキシコ 105.94


★本郷 理華(ほんごう りか、英語: Rika Hongo)
本郷 理華(ほんごう りか、英語: Rika Hongo, 1996年9月6日 - )は、日本の女性フィギュアスケート選手(女子シングル)。宮城県仙台市出身。

2014年ロステレコム杯優勝。2014年全日本選手権2位。四大陸選手権3位。

本郷 理華 Rika Hongo

基本情報
代表国: 日本
生年月日: 1996年9月6日(18歳)
出生地: 宮城県仙台市
身長: 166 cm
コーチ: 長久保裕
成瀬葉里子 川梅みほ
振付師: 宮本賢二
元振付師: 川梅みほ
本郷裕子
所属クラブ: 愛知みずほ大学瑞穂高等学校
ISU パーソナルベストスコア
トータルスコア: 178.00 2014 GPロステレコム杯
ショートプログラム: 61.28 2015 四大陸選手権
フリースケーティング: 118.15 2014 GPロステレコム杯

経歴
母は本郷裕子コーチ。父はイギリス人。
2001年(平成13年)よりスケートを始めた。荒川静香らがホームリンクとしていた「コナミスポーツクラブ泉・スケートリンク」を練習拠点としていたが、2004年(平成16年)12月25日に同リンクが閉鎖されると、勝山スケーティングクラブ(仙台市)などで練習を続けた。

2005-06シーズン(仙台市立岩切小学校3年)には5つの大会で優勝し、有望選手として知られるようになった。2006年(平成18年)3月27日、仙台市で開催された荒川のトリノ五輪フィギュアスケート女子シングル金メダル凱旋パレードの際には、荒川のオープンカーに同乗した。同年4月5日、愛知県名古屋市のリンクに転勤する長久保裕コーチを追って、中村愛音らジュニア世代の有望選手と共に名古屋に移住した(当時9歳、3級)。

2010-11シーズン(名古屋市立港明中学校2年)、全日本ジュニア選手権に出場し19位となる。2012-13シーズンよりISUジュニアグランプリシリーズに参戦し、JGPクールシュヴェルでは2位となった。同年の全日本ジュニア選手権では宮原知子、加藤利緒菜に続いて3位に入り、昨年よりも大幅に順位を伸ばした。全日本選手権では初出場ながら5位と健闘した。初出場となった2013年世界ジュニア選手権では9位に終わった。

2013-14シーズン(愛知みずほ大学瑞穂高等学校2年)、JGPミンスクで3位に入り、全日本ジュニア選手権では念願の初優勝を果たした。全日本選手権では6位入賞し、2年連続で出場した世界ジュニア選手権では8位に入賞する。トリグラフトロフィーでは、シニアの国際大会に初めて出場し優勝した。

2014-15シーズン(瑞穂高3年)、初戦であるアジアフィギュア杯で優勝。グランプリシリーズに参戦し、スケートカナダで5位、ロステレコム杯では初優勝を飾った。NHK杯終了時点ではグランプリファイナルの出場は逃したが、NHK杯優勝のアメリカ代表のグレイシー・ゴールドが左足疲労骨折の負傷により出場を辞退したため、補欠一番手に控えていた本郷が繰り上げでグランプリファイナル出場権を得た。全日本選手権ではSP首位に立った。FSでは順位を落とすも、初の銀メダルを獲得した。シニアのISUチャンピオンシップス初出場の四大陸選手権では銅メダルを獲得した。

技術・演技
アクセルを除く5種類のトリプルジャンプを跳ぶことができる。コンビネーションでは、3回転トゥーループ-3回転トゥーループ、2回転半アクセル-3回転トゥーループを成功させたほか、2013-14シーズンより3回転フリップ-3回転トゥーループ、2回転半アクセル-1回転ループ-3回転サルコウを取り入れている。また、ジャンプを得意とする反面、スピンではしばしばレベルを取りこぼすことがある。

●プログラム使用曲
シーズン SP FS EX
2014-2015 バレエ『海賊』より
作曲:アドルフ・アダン
振付:宮本賢二 カルメン
作曲:ジョルジュ・ビゼー
振付:宮本賢二 ドン・キホーテ
作曲:レオン・ミンクス
振付:宮本賢二
スリラー
ボーカル:マイケル・ジャクソン
振付:本郷理華
2013-2014 ドン・キホーテ
作曲:レオン・ミンクス
振付:宮本賢二 ミス・サイゴン
作曲:クロード=ミシェル・シェーンベルク
振付:宮本賢二 夜桜お七
ボーカル:坂本冬美
ドン・キホーテ
作曲:レオン・ミンクス
振付:宮本賢二
2012-2013 サムソンとデリラ
作曲:カミーユ・サン=サーンス
振付:川梅みほ、本郷裕子 白鳥の湖
作曲:ピョートル・チャイコフスキー
振付:川梅みほ、本郷裕子 Party Rock Anthem
by LMFAO

仙台市にゆかりのあるフィギュアスケート選手
・荒井万里絵 東北福祉大学卒 (1997年1月 第65回全日本フィギュアスケート選手権・ペア 優勝 パートナー・田村岳斗 1997年12月 第66回全日本フィギュアスケート選手権・ペア 優勝)
荒川静香(生まれは神奈川県。トリノ五輪金メダル)
・金沢由香 東北学院大学卒 (1997年1月の第65回全日本フィギュアスケート選手権村主章枝荒川静香に次ぐ3位 1997-1998年シーズン、全日本フィギュアスケートジュニア選手権で初優勝)
羽生結弦ソチ五輪金メダル)
鈴木明子 東北福祉大学卒業(24歳・バンクーバー五輪8位入賞 27歳・世界選手権銅メダル獲得 28歳・全日本選手権初優勝・ソチ五輪8位入賞)
・本田 武史 東北高校卒業(2002年・2003年世界選手権2大会連続3位(銅メダル獲得)、2002年ソルトレイクシティオリンピック4位入賞、1998年長野オリンピック代表(15位)、1999年四大陸選手権優勝、全日本選手権通算6回優勝など。)
・本郷 理華 仙台市出身

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