杜の都ふるさと便 

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大塚家具の大塚久美子社長は18日騒動のおわびを兼ねた「大感謝フェア」に仙台ショールームを訪れる

大塚家具は18日、全国16店で「大感謝フェア」と称するおわびセールを始めた。期間は30日までで、前会長の父親との「お家騒動」で離れた客を取り戻す狙い。東京・新宿のショールームではこの日、約1万人が来店した。消費増税の反動減があった昨年4月の同じ週の土曜日と比べて約6倍のにぎわいとなった。

 新宿ショールームでは午前10時半から大塚久美子社長(47)が来店客にガーベラの生花を手渡して出迎えた。開店前には約130人の客が店の外に並んだ。来店客はさっそく、多くの商品が10%以上の割引になった商品を品定めしていた。久美子社長は取材に対し、「お客様から応援しているという言葉を頂いて、本当にありがたい」と話した。

 久美子社長は19日も大阪・南港や名古屋・栄のショールームで来店客を出迎える予定だ。

 

■大塚家具、仙台でもフェア開催 社長も登場  
 
 創業者の父と対立し、親子で経営権を争った大塚家具の大塚久美子社長は18日午後、騒動のおわびを兼ねた大型セールの開始に合わせ、仙台市青葉区の仙台ショールームを訪れた。

 大塚社長は「世間をお騒がせし、申し訳ありません。全社一丸となって誠心誠意おもてなしをしたい」とあいさつした後、入り口付近で社員と来店客を出迎えた。店内で夫婦連れの客と写真撮影に応じる場面もあった。妻と2人でソファを探しにきたという泉区の会社員男性(58)は「話題性だけでなく、良い家具を安心して買える店を目指して頑張ってほしい」と話した。

 「大感謝フェア」は全国16店舗で一斉開催。大塚社長は東京・新宿のショールームに続き、仙台に足を運んだ。同社によると「仙台など東北のお客さまから心配する声が数多く寄せられたため、社長が2番目の訪問先に選んだ」という。

 

■ 大塚家具の社長に再任された大塚久美子氏は27日午後、東京都内で記者会見した。


 久美子氏が主導した会社提案は61%の支持を集めた。これに対して勝久氏の株主提案は36%の支持にとどまった。久美子氏は「大塚家以外の有効議決権行使数のうち、約8割が会社提案への賛成だった。今日から大塚家具は、名実ともに新経営体制で業務に取り組んでいく」とした。

 今回の「お家騒動」については「多くの社員を巻き込んでしまった。そのことは本当に申し訳ない」と陳謝。そのうえで「お客様へのおわびと感謝の意を示すため、何らかのセールを企画したい」と述べた。

 勝久氏との今後の関係については「総会の後はノーサイド」と述べた。ただ、今後の処遇については「具体的に申し上げることは差し控えたい。株主、創業者であるという事実は消えないので、そこを踏まえて適切に検討したい」とするにとどめた。

★大塚久美子

大塚 久美子(おおつか くみこ、1968年2月26日 - )は日本の実業家。大塚家具代表取締役社長、ききょう企画代表取締役

人物
埼玉県春日部市出身。大塚勝久(大塚家具創業者)の長女で、幼少時は春日部駅西口の大塚家具1号店店舗兼倉庫の一角で過ごした。

1979年から千代田区九段北に本社が移り、小学校6年生のとき千代田区立麹町小学校に転校。本社と同じ九段北にある白百合学園中学校・高等学校理系コースを経て、1991年一橋大学経済学部を卒業。

大学では塩野谷祐一学長の指導の下、ジョン・メイナード・ケインズの『確率論』をテーマにした卒業論文を作成した。

大学卒業後は大学院に進学し研究者になることも考えたが、当時女性の就職が厳しかったこともあり、バブル景気のうちに就職しておこうと考え、就職活動を優先した。

1991年、当時としては珍しく女性総合職の採用に積極的だった富士銀行(現みずほ銀行)に入行。融資課配属。1993年から企画係で国際広報などを担当。

1994年大規模小売店舗立地法改正を受けて業容拡大を目指しており、人手が足りなかった家業の大塚家具に入社。1996年から取締役。企業規模を拡大していく中で、経営企画部長、経理部長、営業管理部長、広報部長、商品本部長等を歴任し、個人商店的組織からの脱却を目指して各部門の仕組み作りを行い、それを後任に引き継いでいった。

2004年大塚家具取締役を退任し、1年間の休養を経て、2005年東京都千代田区に広報・IRコンサルティング会社、株式会社クオリアコンサルティングを設立し、代表取締役に就任。

この間コンサルティング会社フロンティア・マネジメント株式会社の執行役員や、大塚家の資産管理会社である株式会社ききょう企画代表取締役、社団法人如水会理事なども務めた。

当初大塚家具に戻るつもりはなかったものの、大塚家具の業績低迷を受け、2009年創業40周年を機に、大塚家具代表取締役社長に就任。

2010年から2012年まで国立大学法人一橋大学経営協議会学外委員も務める。2014年7月23日、取締役会で社長を解任される。経営方針で会長である父との間で対立があったと報じられている。

2015年1月、大塚が勝久社長兼会長に経営体制を一新するよう、株主提案を検討していることが明らかとなり、動向が注目されたが、同28日、大塚家具は大塚の社長復帰、勝久の会長専任の人事を発表した。この人事に関して同社は経営管理体制の強化のためと説明している。

2月13日、勝久会長が業績悪化の責任をとり3月末の株主総会後、退くことが明らかとなり、今後は久美子社長が全権を把握した上で、会員制ではなくオープンな店舗運営を目指すとしているほか、社外取締役を増やし経営の透明性を高めて行きたいとしている。

ところが、2月17日、大塚家具は勝久会長が自身の再任と、久美子社長の退任などを求める株主提案をしていたことを明らかにした。
これを同社は、「経営を再度混乱かつ不透明にさせ、企業価値・株主利益を毀損するもの」と反対の考えを示すなど、お家騒動が激化していたが、3月27日の株主総会で大塚勝久会長の提出議案は否決され、その後の取締役会で代表取締役社長に再任されるとともに、長弟大塚勝之前専務が務めていた営業本部長にも復帰した。

略歴
1968年 埼玉県春日部市生まれ。
1980年 千代田区立麹町小学校卒業。
1983年 白百合学園中学校卒業。
1986年 白百合学園高等学校理系コース卒業。
1991年 一橋大学経済学部卒業(塩野谷祐一ゼミ)、株式会社富士銀行(現みずほ銀行)入行。
1994年 株式会社大塚家具入社、経営企画室長 兼 営業管理部長。
1996年 同 取締役 経営企画室長 兼 営業管理部長。
1997年 同 取締役 総合企画部長 兼 営業管理部長。
1998年 同 取締役 総合企画部長 兼 経理部長。
2001年 同 取締役 総合企画部長。
2002年 同 取締役 商品本部長 兼 広報部長。
2004年 同 取締役退任、顧問就任。
2005年 同 顧問退任、クオリアコンサルティング株式会社 代表取締役
2007年 フロンティア・マネジメント株式会社 執行役員
2009年 株式会社大塚家具 代表取締役社長・営業本部長。
2014年 同社長を解任。取締役。
2015年 同社長・営業本部長復帰。