杜の都ふるさと便 

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石巻市で漁師の奥さんたちがコミュニティー拠点を目指す「はまなすカフェ」をオープン 太腕繁盛記?

長面にカフェ 漁師妻らチャレンジ
 
 石巻市長面地区で5日に営業を始めた「はまなすカフェ」は、同地区と隣の尾崎地区の漁師らでつくる一般社団法人「長面浦海人(うみびと)」が開設した。運営を担うのは、飲食店で働いた経験のない漁師の妻たち。東日本大震災で住民が散り散りになった地域のコミュニティー拠点を目指す。


 県漁協が昨年10月に建設し、海人が管理する「長面浦番屋」を活用した。木造平屋で床面積約130平方メートルのゆったりとした造りで、喫茶スペースの土間や板の間から長面浦の景色が一望できる。


 コーヒー(300円)や長面浦産のカキにバターやネギなどを乗せて蒸し焼きにした「カキおしゃれ焼き」(2個500円)「カキのスパゲティ」(700円)などを用意した。


 長面浦に面する2地区には震災前、約200世帯計約700人が暮らし、津波で100人以上が犠牲になった。ほぼ全域が災害危険区域に指定され、住民の多くは約20キロ離れた仮設住宅に住む。


 震災後、両地区には以前の住民らが訪ねてきても気軽に休める場所がなかった。今回、漁師の妻約10人は「かつて住んでいた地域に、ゆっくりと話のできる場所をつくりたい」とカフェ開設に取り組んだ。


 石巻市内から知人と2人で訪れたお客さんは「アットホームで親しみやすい雰囲気が気に入った。浜のお母さんたちの料理もおいしかった」と満足げだった。


 海人の理事でカフェの代表さんは「誰もが楽しく集まってくつろげる場所にしたい。地元の食材を生かした料理の提供にも取り組んでいきたい」と話した。


 当面の営業は日曜午前10時~午後3時。連絡先は090(7330)3311。