杜の都ふるさと便 

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宮城県と県漁協などが15日、七ケ浜町の吉田花渕港に高級魚ホシガレイの稚魚1万匹を放流

ホシガレイ1万匹放流 七ヶ浜で県など
 

漁師 漁船からホースを使ってホシガレイの稚魚を放流する

 
 宮城県と県漁協、松島湾浅海漁業振興協議会は15日、七ケ浜町の吉田花渕港に高級魚ホシガレイの稚魚1万匹を放流した。

 稚魚は、県水産技術総合センター(石巻市)が育成。県職員や地元漁師らが漁船に乗り込み、岸壁から500メートル沖の深さ7、8メートルほどの場所で、体長3.5センチ前後の稚魚をホースを使って海に放った。

 センターの花輪正一・上席主任研究員は「ホシガレイは価格が高く、親魚を確保するのが難しかった。餌付けの課題もあり、大きさはばらつきがあるが、うまく育ってほしい」と期待を込めた。

 東日本大震災で石巻市にあった種苗生産施設が被災したため、県は稚魚の育成と放流を中断。国の助成を受けて水産技術総合センターで育成を再開し、昨年、震災後初めて放流にこぎ着けた。

 県は、七ケ浜町松ケ浜に新たな種苗生産施設の建設を進めており、今秋の完成を目指している。

 

★七ケ浜町

七ヶ浜町(しちがはままち)は、宮城県中部の太平洋沿岸に位置する町である。町域は、日本三景・松島の南部を形成している。


総人口
18,860人
 (推計人口、2015年2月1日)

人口密度
1,430人/km²

概要

宮城県の中部に位置し、松島丘陵が仙台湾に半島状に海に突き出した形になっている七ヶ浜半島を町域としている。この半島は江戸時代、基部を横断するかたちで貞山運河が造られ、それによって島のような状態となっている。山として韮山、また湖沼には阿川沼がある。

七ヶ浜町は東北地方の市町村の中で最小の面積である。気候は比較的温暖で、寒暖の差が少ない。キャッチフレーズは、「うみ・ひと・まち 七ヶ浜」。

2010年国勢調査 において昼夜間人口比率が65.0%であり、日本の市区町村の中では最も低い値であった。

町名の由来

海沿いに7つの集落があったことから、「七ヶ浜」と名づけられた。
湊浜・松ヶ浜・菖蒲田浜・花渕浜・吉田浜・代ヶ崎浜・東宮浜

 

歴史
縄文時代、“日本最大の貝塚”である大木囲貝塚がつくられた。松島町と共に縄文時代における“日本の中心地”の一つであった。
奈良時代、陸奥国の国府・多賀城に隣接し、国府厨(こくふのくりや)が置かれた。豊富な海産物が多賀城に送られた。
1889年4月1日 町村制施行により、七ヶ浜村が誕生。
1889年、高山外国人避暑地設置。
1959年1月1日 町制施行し、七ヶ浜町となる。
2011年3月11日 東北地方太平洋沖地震により被災

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

菖蒲田浜海水浴場(全国で3番目に開設された海水浴場)
多聞山(松島四大観の1つ。「偉観」)
高山外国人避暑地
大木囲貝塚(面積197,248m²にして日本最大規模の貝塚)
鼻節神社
総合スポーツセンター
七ヶ浜国際村
小浜港(ヨットハーバー)

七ヶ浜町出身の有名人
大越基(プロ野球選手、高校野球監督)
佐藤仁徳(プロボクサー)
明瀬川傳四郎(大相撲)力士

 

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