仙台駅お盆の帰省ラッシュが本格化
「山の日」の8月11日、お盆を古里や行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュが本格化した。東北・秋田・山形の各新幹線は下り列車がピークを迎え、ホームは大きな荷物を持つ人や家族連れで混雑した。
お盆を古里や行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュは11日がピークで、JR東京駅は朝から大きなスーツケースを引いたり、小さな子どもを乗せたベビーカーを押したりしている家族連れらでごった返した。
JR仙台駅の新幹線改札口では、子どもたちが祖父母と笑顔で抱き合い再会を喜んでいた。
JR東日本によると、下り列車の自由席の乗車率は東京発盛岡行きやまびこ51号が140%になるなど、軒並み100%を超えた。
日本道路交通情報センターによると、東北自動車道下り線は同日午前、本宮市の本宮インターチェンジ付近を先頭に32キロの渋滞が発生するなどした。
JR各社によると、東海道新幹線の下りは午前発の指定席がほぼ満席。名古屋発の「のぞみ」は自由席の乗車率が180%に達した。東北、山形、上越、北陸新幹線も一部で自由席の乗車率が100%を超えた。
国内航空13社はお盆期間(8月10日~19日)の予約状況を発表した。
混雑のピークは、国内線の下りが11日で、上りは15~19日に分散した。国際線では、出国が10~11日、帰国は19日にピークを迎える見込み。