杜の都ふるさと便 

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仙台市泉区の七北田小で「七北田方言防災かるた」を使った授業 「備えあれば憂いなし」 人類皆兄弟!

方言かるたで防災学ぶ 仙台・七北田小
 

 仙台市泉区の七北田小(児童658人)で24日、地域の方言に親しみながら防災意識を高める「七北田方言防災かるた」を使った授業があり、3年生109人が参加した。

 防災かるたは「あ」から「ん」までの46枚。制作した地元の実行委員会メンバーらが「津波来た! いだますくとも(もったいなくても)戻るなよ」などと読み上げると、子どもたちは「はいっ」と声を上げて絵札を取り合った。

 競技の後、子どもたちはグループに分かれ、自分の取った絵札の方言について実行委メンバーらから「『ぶのごど』は後頭部の意味。防災ずきんで守りましょう」などと説明を受けた。

■普段から防災について学び、準備することは大事なことだとつくづく思いました。
前もって地震が来たら机の下に隠れる、津波が来たら高いところへ避難する。と言う風に体で覚えることが重要なことだと思います。

仙台や他地域でも盛んに、様々な形で3/11の教訓を生かし備えているようです。

仙台では余震と思われる地震がまだ続いています。

揺れを感じると「はっと」して身構える毎日です。

後は物質面でも枕元には防災用品一式、常備水タンクにいっぱいの飲料水(長期保存2-3年)、風呂場には必ず水を張っておく(トイレ用)、長期保存できる食料、電池、ろうそく、ラジオ、車のガソリンは常に半分以上入れて置く、等々あらゆる面で生活が一変しています。

これも「備えあれば憂いなし」ですから。

加えて方言を使って防災と言うのがいいですね。

方言が最近見直されています。精神医療の分野で「方言」を用いて治療がなされ、

効果が上がったと聞いています。嬉しいですね。


筆者は九州生まれですから最初は仙台弁に戸惑いましたが、今では仙台弁博士になりました。

当初はアクセントが違うとか訛ってない等いろいろ指導を受けましたが最近では地元の人間より仙台人らしくなったとお褒めの言葉もいただくようになりました。


仙台弁の中で残しておきたい言葉があります。

それは「いずい」と言う言葉です。

「いずい」とは「違和感がある」「しっくりこない」「フィットしない」「居心地が悪い」「気持ちが落ち着かない」などといった感じの意味を持つ言葉です。

 ちょっとした違和感や、微妙な心境を表す、実に素晴らしい単語です。 そのニュアンスは、標準語では一言で言い表せない言葉なのです。


例えば
「目にゴミが入って目がいずい。」

「帽子のサイズが合わなくて、いずい。」などと使います。

微妙な表現が出来る単語なので辞書に載せて置きたいぐらいです。

方言よ永遠なれ!

最後に小学生が防災を学ぶと言うことに意義があります。

これからの仙台を背負っていく人たちですからしっかり学び後世伝えていってほしいものです。

震災の時にはいろんな人たちにお世話になりました。向こう三軒両隣はもちろんのことですが小学生にもお世話になりました。

と言うのは震災後料理する火種がなくなり、やむを得ず学校の体育館で「芋煮(全国的にはトン汁)」をご馳走になりました。

その時に炊き出し、料理してくれたのがなんと小学生の皆さんだったのです。

近所のお母さん方と共同作業のようでしたが立派なものです。

其のことが新聞にも載りましたがいい味がしてました。お陰でココロも暖かくなりました。

あまりのおいしさに御代わりまでしてしまい感謝~でした。

お陰で飢え死にしないですみました。

今まで子供のお世話になることは無いと高を括っていましたが東日本大震災の時には参りました。

人は一人では生きていけないのですね。人様のお世話、しかも小学生のお世話になったという訳です。

この東日本大震災の経験で、困っている人に援助の手を差し伸べたいと言う気持ちになりました。

人類皆兄弟です。

東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい、ひがしにっぽんだいしんさい)は、2011年(平成23年)3月11日(金)に発生した東北地方太平洋沖地震とそれに伴って発生した津波、およびその後の余震により引き起こされた大規模地震災害。この地震によって福島第一原子力発電所事故が起こった。
地震発生2011年(平成23年)3月11日14時46分18秒(日本時間)、宮城県牡鹿半島の東南東沖130km、仙台市の東方沖70kmの太平洋の海底を震源とする東北地方太平洋沖地震が発生した。

地震の規模はモーメントマグニチュード (Mw) 9.0で、発生時点において日本周辺における観測史上最大の地震である。

震源は広大で、岩手県沖から茨城県沖までの南北約500km、東西約200キロメートルのおよそ10万km2という広範囲全てが震源域とされる。最大震度は宮城県栗原市で観測された震度7で、宮城・福島・茨城・栃木の4県36市町村と仙台市内の1区で震度6強を観測した。

※2015年3月25日現在 県警及び警視庁調べに拠る

  死者数 (行方不明者数)

宮城県 9,539人 (1,253人) 計 10,792人

岩手県 4,673人 (1,129人) 計 5,802人

福島県 1,611人 ( 204人) 計 1,815人

全国  15,890人 (2,590人) 計 18,480人

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