杜の都ふるさと便 

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仙台市地下鉄東西線の荒井駅(若林区)南側でホールとホテルを建設

東西線 荒井駅前にホールやホテル計画
 

 住宅メーカー大手の大和ハウス工業(大阪市)が12月に開業する仙台市地下鉄東西線の荒井駅(若林区)南側で大規模開発を計画していることが19日、分かった。イベントホールやホテル、商業施設などを建設する予定で、来年以降のオープンを目指す。


 計画地は区画整理事業が進む「荒井東」地区の計4ヘクタールで、地権者から購入したり借りたりして開発。ホールとホテルは駅前広場に面するように建設、新たに誕生する街の顔にする。ホールは収容人員1000人規模の計画で、コンサートやスポーツの利用を想定する。


 ホールとホテルの運営などはそれぞれ、他社が担う方向。このほか一戸建てや災害公営住宅近くにはスーパー、ドラッグストア、飲食店などを誘致する。総事業費は数十億円規模とみられる。


 荒井駅は仙台東部道路仙台東インターチェンジに近く、同社は郊外型ホテルの宿泊需要などを見込めると判断。グループ会社と連携し、実際の事業を担う企業に対する後押しやテナント誘致に当たる。


 地権者や進出事業者との交渉・契約の成立などに合わせて順次着工。一部は年内にも着手する。


 荒井東地区では3100人の居住が想定されている。地区内には若林警察署(仮称)や医療機関なども立地する予定。荒井駅は地下鉄東西線の東の起点で、周辺の「荒井南」「荒井西」両地区でも区画整理による宅地開発が進んでいる。

 

★地下鉄東西線

東西線(とうざいせん)は、宮城県仙台市太白区の八木山動物公園駅から同市若林区の荒井駅を結ぶ、仙台市交通局(仙台市地下鉄)にとって2本目となる建設中の地下鉄路線である。2015年(平成27年)12月6日開業予定。路線記号は○T

事業名称は、仙塩広域都市計画 都市高速鉄道第4号 仙台市高速鉄道東西線。事業延長は、計画で14.38km(地下式13.83km、地表式0.55km)[4]。市の南西から仙台市都心部を経由して市の南東へとほぼ東西に市を貫く経路を採っており、仙台駅で仙台市地下鉄南北線や東日本旅客鉄道(JR東日本)各線と乗り換えできる。

路線データ
路線距離:13.9km
軌間:1435mm
駅数:13(起終点駅含む)
複線区間:全線
電化区間:全線(直流1500V・架空電車線方式)
地上区間:大町西公園から国際センター間(広瀬川橋りょう)、及び青葉山から八木山動物公園間(竜の口橋りょう)
閉塞方式:車内信号閉塞式 (ATC)
営業最高速度:70km/h

なお、広瀬川を橋梁で通過しているのは、広瀬川を地下で通過した場合、青葉山駅が極端に深い駅となってしまうためである。

路線の特徴

トンネルの断面積が南北線と比べて2/3程度と小さく、また、曲線半径を小さく勾配が大きいミニ地下鉄の路線であり、車両の駆動方式は、台車下部に搭載されたリニア誘導モーターにより、レールの間に敷設された、リアクションプレートとの間で駆動力を発生させる鉄輪式リニアモーター方式を採用しており、車両の運転方式は、ATC(自動列車制御装置)の速度制限と地上側に設置されたトランスポンダ地上子からの地点情報を基に車両の自動運転を行うATO(自動列車運転装置)によるワンマン運転が行われる。

 

駅のホームは、すべて島式ホームとしており、ホームにはホームドアが設置される。また、車両において回生ブレーキ時に発生した電力を、変電所に設置されている駅設備に電力を供給するための装置を介して電力を供給することにより、電力の有効利用を図り省エネルギー化が図られている。

 

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